ママと娘の胃ガン克服記

朝、病室に行くと痛がっているママがいました。
いつもの通り、ギリギリまで痛みを我慢しているからです。熱も39度近くありました。
看護婦さんがボルタレンの座薬を入れてくれて、その後私が痛いところをびわの葉温灸をやっているうちに、汗がすごく出て、痛みも徐々に引いて行きました。

ちょうど痛みが収まって来たころ担当の先生がやってきて、ステントを入れるのは6日で決定と言われました。
そしてママに病状を聞いた後、「最近、ちゃんと歩いてる？」とママに尋ねました。歩いていないことを言うと、「歩かないとダメだよ。筋力がドンドン落ちちゃうよ」と言われてしまいました。

でも私がトイレまで一緒に歩こうといっても、「今日は痛い」「今日はダルい」と言って、腰を上げようとはしません。それ以上いうと「うるさい」「私の痛みがお前にはわからない」と言われてしまいます。

ママを歩かせるにはどうしたらいいか？？

今日はいとこが二人、お見舞いにきてくれました。
そこでいとこに「ママをお散歩に連れて行ってもらえるかな？」とお願いしてみました。いとこたちは「おばちゃん、行こう、行こう！」と促してくれました。

ママも私の時とは違い、「二人が付いてきてくれるなら…」という感じでニコニコと病院内のお散歩に出かけて行きました。

してやったり！（笑）

ちょうどお散歩中にパパが病院にやってきて、ママが散歩に行ったとわかるとビックリしていました。
しかもなかなか帰ってきません。ずーーーーっと歩いていなかったママなのでちょっと心配になってきましたが、ちゃんと帰ってきました！

そして「何か飲んだ方がいいよ」と言って、ママが最近ずっとダダをこねてのまなかった、ガンに良いという液体の薬を飲ませてしまいました！フフフ。。

私とパパの言うことを聞かないなら、逆手にとって他の人がいる時にいろいろやらせてしまおう作戦。これからも使おうと思っています。