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ママと娘の胃ガン克服記

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2006/01/05
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:休薬期間
今日は午前中、痛みはじめの時に看護婦さんを呼んでボルタレンを入れてもらいました。
その後落ち着いてから、ママを散歩に誘ってみました。そうしたら、今日はわりと素直に(!)OKが出たので、気が変わらぬうちにフロアを一周してきました。
あんなに簡単に歩けたママが一周するのも青息吐息でした。でも歩かなければどんどん体力、筋力が落ちてしまうので、ここはがんばってもらうしかありません。

私も以前肋骨骨折+肺炎をやって半年ぐらい家から出なかった時は、体力がおそろしく低下し、普通に歩くこともできませんでした。その時は「私はこの若さでもう社会復帰できなくなってしまったんだ…」と悩んだこともあります。
でもあの時も辛いけれど毎日歩くようにしたら、ドンドン体力が戻ってきました。だからママもがんばってほしい。

  -*-  -*-  -*-  -*-  -*-  -*-  -*-  -*-  -*-  
ちょうどパパが来た頃、看護婦主任さんが私たちを別室に呼びました。
今後の投薬について話があるとのことでした。

看護婦主任さん、薬剤師さん、そしてパパと私で話が始まりました。
看護婦主任さんによると、ママは痛みをかなり我慢してからしか看護婦を呼んで投薬しようとしないので、ちょっと困っているとのことでした。

今のままでは痛みがひどすぎるので、もっと適切な薬を加えたいけれど、この調子だと薬の種類や量を増やすことができないので、どうしたらよいか私たちの意見を聞きたいとのことでした。

確かに看護婦さんは苦しんでいるママに投薬する度に「どうしてこんなに痛くなるまで我慢をするんですか!もっと早く呼んでください。」と言い続けています。
でもママは薬の回数や量が増えることを恐れて、なかなか看護婦さんを呼ぼうとしませんでした。

薬剤師さん曰く、「痛みがきてから飲むのではなく、1日何回というように定期的に飲むようにした方が、痛みを感じることが少なくて済む」とのこと。

今は点滴で塩酸モルヒネを常時入れていますが、ステントが明日無事に入ったら、また薬を飲む方法に切り替えるらしいのです。
でもその時にママが鎮痛剤を飲まなかったり、勝手に減らしたりすると効果が得られないので、どうしたらちゃんと飲んでくれるだろうか、とのことでした。

とにかく薬に対して、かなり警戒心と恐怖心があるように感じられると言うのです。

以前もプログに書いたように家族もそれについては困っていたのですが、病院側もママの薬ぎらいには困っていたようでした。
看護婦さんも薬剤師さんも担当医さんも、なんとかママの痛みを軽減し、QOLを向上させたいと思ってくれているようです。
そして無事ステントが入ったら、家に戻って、できるだけ普通の生活ができるようにしたいという気持ちが伝わってきました。ありがたいことです。

相談の結果、とにかく明日ステントを入れる(胃の中に器具を入れる)ので、いい機会だから、オピオイド系の鎮痛剤(モルヒネやデュロテップ)+非オピオイド系の鎮痛剤(ロキソニンやボルタレン)+ステロイド系の薬(デカドロン)を、定時に決められた量を飲むように最初から指示するということになりました。

ママはまじめな人ですから、「定時に何錠飲む」と最初から指示されれば、きちんとその通り飲むだろうという考えからです。
「痛い時に飲む」と言えば、きっと体力限界まで我慢してしまうし、「1錠でも2錠でもいい」と言われれば、どんなに痛くでもきっと1錠しか飲まないでしょう。

そうやってママにあった鎮痛剤の適量を探して行くということになりました。

最後に私は薬剤師さんに「母と同じぐらいのガンの状態の方でも、適量の薬を飲めば、もっと痛みを感じずに毎日の生活~たとえば簡単な家事をしたり、でかけたりする~をすることはできるのでしょうか?」と聞いてみました。
薬剤師さんは「できます」とはっきりと答えてくれました。

薬、特にモルヒネときけば、確かに怖くなってたくさん飲むのを躊躇する気持ちはわかります。
でも適量を守れば薬に依存することなく、日常生活が楽に送れるようになるというのです。それならばやはり薬と上手につきあって行った方がいいと思います。

そして痛みが軽減すれば、食べることも歩くことも、生きる意欲も出てくると思うし、そうすることによって他の治療も受けられ、免疫力も高まり、助かる可能性だって出てくるかもしれません。

まずは明日のステントが無事収まってくれることを祈りたいと思います。





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最終更新日  2006/01/05 11:21:50 PM
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