君のいない夏。
君と別れてから、あたしは二つの恋をしたの。どちらも、夢物語のような、それはそれは綺麗な上辺だけの恋だったよ。でも、あたしが求めてるものは結局はそんなものじゃなくてさっさと醒めちゃった。こんなあたしをまた君は軽蔑するかな最近、あたしの頭の中は君でいっぱいだよ。君のことばっか思い出して。君のことばっか友達にして。友達もうんざりしてるんじゃないかと思う。勝手なことを言うようだけど、あたしの君への感情は恋心とともに母性本能が働きまくってた気がするよ。君は、「もう全部いいから」と言ってくれたし自分勝手に君を置いてきたのはあたしだけど。ねぇ、この罪悪感は今でも消えないし一生消えないと思うの。我が子をおいてきた母親の気持ちがわかるような気がするよ別れてもそれでも、大切だったよ。だけど、友達に言われちゃった 「なんでそんなに大切なのに置いてきたの」本当にその通りだね結局は全部言い訳にしか聞こえなくてあたしはただの最低な女なんだよあれから、色んな人と交流があったけど君の隣以上に心地よい場所はまだ見つけられずにいるよ。どうして君ばかりがそんなに、苦しむの?ちゃんと甘えてるの?勝手ながら、君のことが心配でしかたがないよねぇ、もう一度帰ってくればいいのに。淋しいよ、もりちゃん。