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カテゴリ:絵本
今日は夢見チャンと未来クンはお母さんと一緒にデパートにお買いものです お母さんは2人に新しい服を買ってくれました お昼は最上階のレストランでお食事です 夢見チャンも未来クンもお子様ランチを食べました 「未来クン、美味しいねー」 夢見チャンが言いました 未来クンも「うん、おいしいねー」 2人ともチキンライスに立った国旗を見せ合いっこをしていました
「さあ、後はお父さんの服を買って帰りますからね、お母さんのそばを離れないでね」 「はーい」 しかし、紳士服売り場は夢見チャンたちにとっては退屈な場所、2人はだんだんお母さんから離れてしまい、階段で遊んでいました その頃お母さんは夢見チャンたちがいないのに気付き、あたりを探していました 遊んでいた夢見チャンは階段を降りてくる人を見つけ言いました 「何買ったの?」 「あのね、服と…」 その時、夢見チャンの服の裾を未来クンが引っ張りました 「ん?なぁに未来クン」 未来クンが指さした方を見ると夢見チャンがお母さんだと思って話しかけた人は全く知らないおばさんでした 「あっ!」 夢見チャンはその人が持っていたバッグを見て、お母さんだと思い話しかけたのです 「迷子になったのかな?」 「ううん、お母さんはお父さんの服買ってるの」 その おばさんはやさしく微笑んで、じゃーすぐ上の階だから迷子にならないうちに戻りなさい、お母さんが心配してるよ」と言いました 「うん」 夢見チャンは未来クンの手を引き、上にあがって行きました ちょうどそこへ二人を探していたお母さんがやってきました 「どこにいたの?お母さんのそばから離れないでって言ったでしょ、心配したのよ」 お母さんの目は涙がこぼれそうでした 夢見チャンも未来クンも「ごめんなさい」と言いました お母さんが首を振りました 「ううん、ごめんね。お母さんがもっと注意してればよかったんだけど」 その後、ソフトクリームを3人で食べて家に帰りました
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Last updated
2009.09.11 14:37:09
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