オトトカタチ

最近、人に語ることが多くなった
教えるのではなく、語ること

一番の目的は、考え方の共有



そもそも、何かを教えるに当たって

方法を知るには、それが導き出された過程を理解していないと、脇道に逸れることになる

それが、基礎を学ばずして応用に走る傾向にある現代社会の欠落点と思う



これまで経験してきたこと全てを人に伝えることの難しさ

改めて痛感する



その時々によって、自分のコンディションでのエゴな考え方の元に導き出された方法なのか、よく分かる



それでは、確立された結果に結びつかないどころか、クオリティさえ落としかねない。



基礎の知識を学ぶことは大変であることは、これまでの経験から理解しているが

逆に考えれば、行先わからぬままに様々な知識を入れて結びつけようとすること程、大変なことはない



方法が導き出されたのだから、それに追従する形で基礎を教えれば（学べば）良いのだから、1番の最短距離であろう



方法だけを理解しても、それに関わる事項に関しての知識はなく、ただマニュアル化されたものに頼るほかなく、その先は知れている



この先、学んだ人に期待を持ちたいのであれば、教える側のこれまで経験してきた知識を伝え、考え方を共有する点にスポットライトを当てようと思う



ただ、注意が必要



教える側の興味の矛先が、学ぶ側には的外れな事があるので、興味を持たずとも聞けるような語りを目指したい



考え方を共有でき、学んでくれれば、良き理解者にもなり得ることを忘れないように



一見何も考えてないような人でも、あらゆる分野で膨大な知識を持っている為、簡単に理解できる内容まで落とし込む必要がある



その為には自分のコンディションに関わらず、フラットな内容でなくてはいけない





と、最近ふと思う