カテゴリ:噺家の落語とボクの人生落伍記
ふじの山
1、あたまを雲の上に出し、四方の山を見おろして、 かみなりさまを下にきく、ふじは日本一の山。 2、青ぞら高くそびえたち、からだに雪のきものきて、 かすみのすそをとおくひく、ふじは日本一の山。 (『尋常小学校唱歌』明治43年7月) これから何回かに分けて、太宰治『富嶽百景』を読んでいきます。 御用とお急ぎでないお方はお付き合いください。 昭和14年2月から書き始め、同年5月に書きあげた作品です。 文中、有名な「富士には月見草がよく似合う」に出会います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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