ハナちゃんと5匹の子猫の事
今年の2月中旬から、この猫がウチの庭に現れるようになり、つい、餌付けしていた。妻がこの猫を[ハナちゃん]と命名した。ハナちゃんはお腹が膨らんでおり、「こりゃ子猫産むな、早く見たいな」と楽しみにしていた。GW頃、ハナちゃんのお腹が引っこんだ。ボロボロ気味で毎日餌を食べにやって来たが、子猫の気配は無い。どこで産んでどこで育てているのかわからなかった。ところが、1週間前の日曜日に突然5匹の子猫を連れてきた。正式に引越してきたような感じに思えた。おかげで我々はこの1週間、とてもエキサイティングだった。意味もなく写真も動画もたくさん撮った。ただ、まだ触ったりは出来ていない。子猫たちはイイ子揃いで鳴き声も小さかったが、近所の人が気付き、写真を撮り、それを近県に住む猫好きの親戚に送ったところ「2匹欲しい」となったらしく、近所の人が妻に打診。「そういう事だから2匹くれない?」と。妻、「そう言ってもらえるのはありがたいが、出来れば母猫含めて全匹捕まえてTNR(trap/neuter/return、という、捕まえて、避妊・去勢手術をして、元の場所に帰す。そして一代限りの命をみんなで見守る、という地域猫活動)をしようと思っているので、それが済んでから見に来ては?」と、伝えたところ、「本日、見に行きます」となり、その猫好きの親戚夫婦が今日の朝10時にキャリーバッグ持参で捕まえる気満々でご登場。「え?今日はどの2匹にするのかの見当をつけるのではないのですか、捕まえられないと思いますよ、僕らもまだどれにも触れられてませんし」と、初対面の人だし、近所の人の親戚だし、遠慮気味に言った事が、結果として悔やまれる。「大丈夫大丈夫」と夫婦二人でウチの庭で子猫たちを追い回し、もちろん一匹も捕まえられないまま、ハナちゃんも子猫たちもウチの庭から引越していってしまった。このフォトは今朝、その夫婦者が来る1時間前の庭の画像。今はもう誰も・・・なんか何もやる気が起きないね