ブロムシュテット指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
おそらく、今年最後の演奏会かな~。今日は仕事の後、初台のオペラシティへ。チェコ・フィルの演奏会。私の敬愛する、ブロムシュテットの指揮。演目は、どうだ!のメジャーどころ2曲。ベートーヴェンの6番(「田園」)、ブラームスの1番。「田園」はテンポがはやく、淡白な…というか、乾いた印象。私にとっては新鮮な解釈で演奏されていた。「ブラ1」は、うってかわった艶っぽい音色。同じオケか!?と思うほどの変貌ぶりにびっくり。このオケは、ノイマンのドボルザークのレコード(CDぢゃなくてレコード!)を持ってて、子どもの頃良く聴いていた。そのときのイメージがあったので、いや~今夜の演奏は色々な意味で驚きだったな~。やはり一流のオケだよな…と思ったのは、ソリストの技術の高さ。特に木管が上手!オーボエの音色の美しさには参った。後半のブラ1では、かなりのメンバーが入れ替わった。たぶん…更に上手な人が出ていたと思う。ブラ1は木管の聴かせどころが満載だしなぁ…最後にブロムシュテット指揮の演奏を聴いたのは何年前だったろうか?確かサントリーホールで、ブルックナーを聴いた気がする。そのときよりも大分白髪が増えていたが、長身で銀行員みたいな風貌は相変わらず!(笑) いま調べたら、なんと今年82歳!み、見えない…お若い~~~!!私がこの指揮者が好きなのは、その指揮。解りやすく、かつ品があるように思えるのだ。 指揮のスタイルが180度異なる大植さんの大ファンでもあるが…これは別の意味で好きということで。今回、チェコ・フィルは、別日程でドボルザークも演奏する。チェコといえばドボルザーク、ドボルザークと言えばチェコ・フィル。せっかくなのだから本家の演奏を聴くか…とも思ったのだが。「新世界」に関しては、ヤンソンス&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の印象がスゴすぎて…。いやいや、それもあるけれど、あえてドボルザーク以外の演奏を聴いてみたいと思った、というのが正直なところである。総じてブラ1のほうが出来が良かったように思えたのだけど、なぜか田園の終楽章に入ったあたりで涙がこぼれてしまった。なぜなのか、自分でもよくわからない。音楽以外の感想としては、、、チェコ・フィルは、女性が少ない!前半は4~5人、後半は3~4人くらいだったか。 バルコニー席で全体が見渡せなかったため、大体の数(汗)打楽器のお兄ちゃんが若くてすらっとしたハンサムで、ずっと見てたわ~ 何しに行ったんだ!?