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レインボー。
日本では虹は7色だけど、 フランスでは虹は12色とかそんな感じらしい。 要するに、同じ虹に対して、 いくつの色からなっていると考えるか、 いろんな国があるんだね。 わしの家もレインボー。 いつのまにやら、レインボー。 結構前からレインボー。 12色からなるレインボー。 レインボーなお椅子。むしろチェア。 子どもの頃に夢見たような、 妖精たちがまわりではしゃぎまわっているような、 舐めてみたら甘い味がするような、 そんな感じのレインボーチェア部隊。 さらに、一歩わしの家に踏み込んで見ると、 ますますレインボー。 レインボーチェア軍団×2。 妖精たちは、レインボーチェア軍団のまわりでパーティーを開く。 「この朝顔の雫みたいな色のチェアをテーブルにしましょ。」 「こっちの猫ちゃんの瞳の色みたいなチェアには、ケーキを置くわね」 とか、そういう会話が聞こえるような気がする。 このレインボーチェア軍団のメルヘンチックな美しさは、 ブリタニア随一であろう。 豆腐城の性質を最大限に生かしきったそのセンスと技術には、 ブリティッシュ公も脱帽されることであろう。 すばらしい。 レインボーチェア軍団が誕生してから、2週間くらいだろうか。 いつ見てもすばらしい。 ただ、問題がないわけではない。 どう見てもメルヘンのかけらもない、この加齢臭ただようわしが、 このメルヘンな雰囲気の妖精たちが飛び回っているおうちに 出入りせねばならんということは、大きな問題だ。 あ、妖精たちが急いで姿を隠すのが、 今、見えた気がする。 「加齢臭がしてきたわね・・・ キャー、じじいよ!急いで隠れて!捕まっちゃうよ! せっかくのパーティーが、あの強欲じじいのせいで台無しね」 とか、言われた気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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