譲渡会の報告あれこれ (^-^)
母犬が卒業し八頭だった犬が七頭に減りましたが最も手が掛からなかった母さん犬でしたので抜けても楽になった感じがしません~(~_~;)譲渡会前と変わらぬ顔ぶれに落胆の思いが。。。みな一様に良い子なんですけどね残った面々 引き続きご縁を待っていますのでどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m この犬達は 長野県の南信犬等管理所にいます譲渡会以外の日でも 犬猫を見学できますお問い合わせや 譲渡については 伊那保健所 で受け付けています* * * * * * * * * * * * * * * * * * ご紹介した犬は 長野県の南信犬等管理所にいます譲渡会以外の日でも 犬猫を見学できますお問い合わせや 譲渡については 伊那保健所 で受け付けています* * * * * * * * * * * * * * * * * * 母さん犬は どんな家庭に譲渡してもすんなり順応してくれるであろう手の掛からない大人しくて扱いやすい犬でした 簡単に飼育放棄するような飼い主の元でも心が曲がらず良い犬に成長したのは境遇が性格を形成する訳でもないのかな~持って生まれた性質の良さだったのねということは愛情かけて育てたのに手を焼く家庭犬の多くは環境や後天的影響ではなく生まれつきの性分なんだと思いたい(笑)うちのまりが興奮症なのもきっと生まれつき他犬に攻撃的なのも 家族に唸り歯を剥くのもゴハンを食べてる最中に接触できないのもお尻を拭こうとすると咬みつくのも興奮するとクルクル回りっぱなしなのも私よりトリマーさんが好きなのも全てはまりの根性が曲がっているせいね(^_^;震災後学習したこと愛犬の命を守る(繋ぐ)為に必要だったのはオスワリやオテなどの動作や一芸では無く避難所でも冷静に飼い主を待っていられること他の犬と集団でも過ごせること身体のどこを触られても平気なことでした災害後飼い主とはぐれてしまっても新たな家庭で再出発できますものね母さん犬はそんな理想的な犬でしたこれまでの苦労が報われるよう大切にして貰えることを切に願っています* * * * * * * * * * * * * * * * * * 譲渡会に話を戻します(^.^)実はもう一頭決まりかけた犬がいまして寸前のところで「待った!」が掛かったのでした 気に入られたのは 姉妹犬のビビリちゃん三姉妹を連れたご婦人が「あの犬が欲しいんです」と受付に申し込みにきて首輪とリードを買ってくると出かけました犬を飼うのは別宅のお婆さんとのことでした会場に残って犬猫を見学していた姉妹とお婆さん話をするうちに「私は犬が好きじゃない」とお婆さんの発言犬を飼うと決めたことも 犬を選ぶことにも参加していないことが判明「犬を好きじゃない人に飼っていただきたくないです」不愉快になって思わず言っちゃいました他のボラさんもビックリして 何揉めてるのぉ~ 会場内の平和な犬達 ボラ 「嫌いなのに何で貰いに来たんですか?」お婆さん 「つれあいを亡くし物騒なので夜吠える番犬がいればいいと思った」ボラ 「夜吠えられたら近所迷惑でしょう?この犬は人懐こいし吠えないですよ」お婆さん 「夜に人が来たら吠えて知らせてくれないと困る」ボラ 「お婆さん、夜は人は訪ねて来ないよ」浮かない表情のお婆さん語録「やっぱり近所迷惑だから夜吠える犬は困る」「でも人が来たら教えて貰いたい」「昼は庭に繋いで餌はやる、夕方は孫が世話するだろう」「自分が嫁いだ時に猫がいてコタツ布団に寝てる姿に驚いたし猫が寝ていた跡に毛がビッシリついてとても嫌だったが舅や姑の前では言えず我慢していた」「犬は 春生まれと秋生まれ どっちがいいのかね?」「こんな大きい犬は厭だ」 などなど。。。。犬を好きじゃない人には譲渡できないとボラさん達の結論は決まりです本当に犬が飼いたいのか飼えるのかを家族と再度相談して下さいと譲渡を白紙に戻し話を切り上げてくれました犬猫が好きらしい家族はビビリ犬が気に入ったのも衝動的だったようで室内犬もいいし猫でもいいとも目移りしているようでしたし 「お婆ちゃん、動物が嫌いだったの?」 と三姉妹いやいや 驚いてるのは我々ボランティアの方ですって長年付き合ってきた祖母を理解しておらず大嫌いな動物を押しつけて祖母孝行したつもりになっていたんでしょうか孫が好きだから我慢しようと本音を隠してお婆さんが犬を引取ってしまったら とんだ悲劇でしたよ(@_@;) とくにビビリちゃんは大変な甘えん坊で人を信頼しきっています無責任な飼い主から放棄されたばかり愛情もって適正飼養できる家庭に譲渡したいですよね* * * * * * * * * * * * * * * * * * 昨年8月~12月には個人持ち込みの犬が譲渡会に飛び入り参加していたのを覚えていますか?事情があり飼えなくなった犬達でした保健所に引き渡してしまえば飼い主から手が離れますがギリギリまで自身で飼養し新たな飼い主を捜して下さいとお願いしたら納得してくれました管理所の本来の業務は 譲渡ではなく処分だということもここで収容されている犬達の行末は決して良いことばかりではないことも話しました気の毒な犬猫達の実態に涙されてましたなかなかご縁が無く 何度も譲渡会に参加した犬目の炎症が気になり病院に行くよう忠告すると翌月にはちゃんと治療して参加していました飼育放棄する人全てが悪人ではないです愛情が無くなったのではなくいろんな事情があることも分かりますでもそんな方ほど 多頭飼育でした自分も二頭飼育どちらも病気持ちですもしもの時を 本当に考えているの?って複雑な思いです 最低限の飼い主責任を果たせるよう自分の健康・収入・住まいどれも失わないよう頑張らないとねつづきます。。。