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テーマ:障害児と生きる日常(4430)
カテゴリ:子ども関係
ユウは3ヶ月に一回定期的に、総合病院の小児科検診に行っている。
この間の検診の時に、病院で 見たことがあるお母さんに会った。 彼女の方から声をかけてくれたのでわかったのだけど、 どうも、娘さんがユウと同じ保育園らしい。 そのお母さんと、子どもっちが呼ばれるまでの間に いろいろとお話をした。 娘さんは年長さんで、今日はぜんそくで病院に来ているということ。 女の子ばかり3人姉妹で、末っ子はまだ4歳だということ。 だから、ユウと同じ保育園に、二人通ってるのよって。。 何か、いつも急いでますよね?何て言われちゃった。確かに・・・ 仕事時間ギリギリに保育園連れて行くからね(^_^; そして、私の方も、ユウの病気のことをいろいろお話しした。 小脳に問題があるから、バランスを上手にとれないと いうこととか・・・。 言葉の方にも影響が出てきてしまう、ということとか・・。 そしたら、お母さん、突然泣き出しちゃって。 私もびっくりしてしまった。 『うちの子は、ぜんそくで、よく入院するし、何でうちばっかり こんなに苦労しなきゃいけないんだろう・・・っていつも考えてた。 大変なのは、自分ばっかりじゃないのにね』 って・・・泣きながら。 『ユウくん、運動会もすごく頑張ってたよね』 って・・・。 ユウは一人では走れないけど、先生か私が常に手を持って、 それでも、笑顔で一生懸命、競技に参加していた。 見ててくれたんだなぁ。 でも、私は何と声をかけてあげれば良いのか、わからなかった。 すごく自分が無力で。 そのお母さんは、私なんかより、本当に大変だったのだろうな、と思う。 ユウは歩けないけど、痛いとか辛いとか、そいういの、ないから。 ぜんそくは、発作が起きると、本人もすごくツライし、 回りも大変なのは、すごくわかるし。(私も小さい時、小児喘息だったから) でも、何も言ってあげることができなかった。 何も思いつかなかった。 すごく、悲しかったなぁ。そういう自分が。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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