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「第9回天領日田ひなまつりマラソン」は去る3月16日に日田市陸上競技場をスタート・ゴールに開催され、今回はじめて出場者が1000人を超えました。
このマラソン大会は昭和51年から平成11年まで24回つづいた「日田水郷マラソン大会」のあと、形を変えて引き継いだマラソン大会であり長い歴史があります。 ところが、事業費約300万円に対して19年度は150万円ついていた予算が20年度予算案に上がっておらず、今日の議員全員協議会での市長からの説明では、 (1)財政事情が苦しいので交付金カットの対象事業とした。 (2)県外からの参加者が8割なので市の予算を使う必要は無いと判断した。 (3)教育委員会で担当する仕事ではない。 と言う理由で交付金をゼロにするとの事でした。 所管する教育委員会としてはつづけるつもりだったらしいのですが、市長の強い意向があったようです。 これに対して議員からは、 「この事業だけゼロにして、類似した事業のチャレンジ・ウォーク(10%カット)・前津江グリーンマラソン(現状維持)・鯛生剣道大会(現状維持)と扱いが違うのは不公平ではないか」 「市として他の自治体との交流人口を増やすという方向なのに、これだけよそから多くの人が参加するイベントをなくすのは市の方針に逆行している」 「長く続いた大会(水郷マラソンから数えると33回)であり、いきなり廃止せずに、関わってきた体育協会など関係者との協議をしながら進めるべきではないか」 など廃止反対の意見ばかりが出されましたが、市長は、 「この大会の役割は終わった」(根拠は?)、「ひなまつり時期の観光客増加に寄与していない」(根拠は?)、「関係者に相談する必要は無い」(「現場主義」に反するのでは?)、「金は出さないが大会をするのは勝手だ」(実質「やめろ」と言っているのと同じ) という首をひねりたくなる答えが続き、あげくに「キャノン用地のゴミの撤去に1億5千万円かかる」ことまで引き合いに出し(150万円程度は撤去費の入札価格の変動の範囲内であり、比較するようなことではないと思いますが・・・)、結局議員とは最後まで議論がかみ合わないままでした。 最後に議員全員(2名欠席)が「大会の存続のために交付金を出すべき」という意見であることを確認し、今後執行部に申し入れることになりましたが、今日のやり取りから受けた印象では、いろいろなことをかなり強権的に進めていく感じで、もう少し柔軟性を持った対応ができないものかと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月19日 21時01分24秒
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