日本では犬のフ-ド、おやつ、ガム、おもちゃなどが法律の規制や保護を受けてないで、業者が好き勝手に販売していることを知らない愛犬家が多い。
下記に犬用ガム販売会社の愛犬へのガムの与え方の注意事項を原文のまま引用する。
★ のどに詰まらせる恐れがありますので、中型犬以上には与えないでください。
★ 愛犬の食べ方や習性によっては、のどに詰まらせることがありますので必ず観察しながらお与えください。
★ 子供がペットに与えるときは、大人が立ち会ってください。
「中型犬以上には与えないでください。」とのことだが、小型犬は大丈夫と言うのか。
ガムを小型犬が噛み続け、ガムが小さくなると、飲み込んで、のどに詰まらせることが起こりうる。実際に、病院に運び込まれる犬は体重5kg以下の犬が多い。
「のどに詰まらせることがありますので必ず観察しながらお与えください。」とはふざけた会社だ。犬が、何時間もかじっているのを観察し続け、危ないと判断したら、止めさせろと言うのか。それほどの危険を冒してまで、犬にガムを与えなければならないのか。馬鹿げている。
犬がのどに詰まらせたら、飼い主が観察を怠ったからだと言い訳を準備してあるのか。
「愛犬の食べ方や習性によっては」とは、その愛犬の食べ方や習性が悪いのであって、ガムの品質や性能が悪い訳ではないと言うことか。ふざけた会社だ。
人間の子供の食べ物や玩具について、同じような広告を出したら、その会社は世の中から徹底的に糾弾されて、会社の存続さえ許されなくなる。
「子供がペットに与えるときは、大人が立ち会ってください。」とは、犬用ガムが如何に危険なものであるかを自分で宣言しているようなものだ。大人が立ち会って与えなければならないほど危険なものは販売するなと言いたい。儲けるためには他人の迷惑はかえりみない不埒な輩だ。悪徳会社だ。
のどに詰まらせることもある危険なものを平然と販売している。
食道閉塞や腸閉塞で獣医病院に運び込まれる愛犬が増えている。
病院の方は儲け仕事が増えたと喜び、犬用ガムは危険だと愛犬家に警告するようなことはしてない。逆に、鶏の骨が危ないと非科学的で間違ったことを広めている。学識教養がなさすぎる。
日本にはドッグフ-ド等に関する法律の規制がない。愛犬の住む世界は無法地帯であることは前の随想でも指摘した。
食品衛生法は人の食料について、飼料安全法は家畜の飼料について規制している。
しかし、犬は人でも家畜ではないので、つまり、犬は人が食べないので、飼料安全法の保護も受けられない。厚生労働省と農林水産省の管轄外だ。主管官庁がない。
犬用ガムなどは何を原料としてもよいし、危険きわまりない代物であっても販売してもよいのだ。法律上は罰せられることはない。虚偽の広告を取り締まる法律も、ドッグフ-ド等には適用されない。
多くの愛犬達が犬用ガムで食道閉塞や腸閉塞のトラブルで病院に駆け込んでいるのに、誰も処罰されない。獣医は仕事が増えたと喜んでいる。変な世の中だ。
愛犬に何のために、ガムを与えるのか。歯を大切にするためには、食道閉塞や腸閉塞で死ぬことがあっても仕方がないことなのか。命よりも歯の方が大切なのか。
幸い、当方の愛犬のパナは鶏の骨の食餌に満足していて、ガムやジャ-キ-には興味を示さない。先代の愛犬は享年15歳で急逝するまで、歯は丈夫だった。頻度よく、鶏の骨をかじっていた。
野性の肉食動物は皆、動物の骨をかじって、栄養をとり、歯を磨いている。
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