新しく迎えた子犬に習得してもらいたい
指示命令(コマンド)の言葉は、その家庭の事情によっていろいろあるだろう。
その重要度も違い、教える順序も異なるだろう。
🐕 現在の愛犬のパロに最初に教えて言葉は「
ダメ」だった。
次に「マテ」と「ヨシ」だった。
その三つの言葉は、パロと楽しい生活をしていくうえで
必要不可欠の言葉だ。しっかり教えようと意識して教えた言葉だった。
「ダメ」という否定的な言葉を最初にパロに教えなければならならなかった理由がある。
パロは雄だ。しかも、やんちゃな性格が強い。
その子犬のパロが、
テッシュペーパーの箱を食いちぎって、部屋いっぱいにペーパーをばらまいた。唖然とした。幾日も続いた。
「
開いた口が塞がらない<」とは、まさにこのことだ。
犬を何代も飼い続けているが、パロのようなやんちゃな子は初めてだった。
コロナ禍のせいで、散歩などの外出を全くさせてないせいもあるだろう。
パロに嚙み切ったテッシュペーパーを見せて、「ダメ」を教えた。
幾日も幾日も教えた。
子犬をたたいて教えるわけにもいかず、根気負けしそうな気にもなった。
一時は、その箱をパロが届かい高い場所に置いた。
すると、座椅子に座っている飼い主には使い勝手が悪い。
そうこうしているうちに、テッシュペーパーは嚙み切らないようになった。
やれやれと、安どした。
しかし、パロはもっと重大で危険なことをしだした。びっくり仰天だ。
細い
電気コードを噛みきり出したのだ。
感電死の恐れもあるし、
火災原因にもなる。慌てた。
噛み切ってるのを見つけ次第、「ダメ」と叱った。
口だけでななく、
痛がるほど叩いた。
数回ほど叱られた後に、嚙み切られた電線を見せるとパロは逃げるようになった。
感電死も火災の恐れもなくなった。
「
お座り」、「
伏せ」、「
おいで」、「
抱っこ」の4語は、緊急に教える必要はなかったので、普通の生活の中の
自然な会話の中で習得してもらった。
だから、「オスワリ」と指示命令するのではなく、「お座りしなさい」とか、「お座りして」とか、普通の会話として話しかけている。
「伏せ」や「伏せして」は、現在毎日のように発している言葉だ。
和風の座卓にキーボードを置いて大型テレビにパソコンの画面を表示させて操作しているが、愛犬のパロが、その座卓の上にあがり込んでくる。
パロが座卓に「お座り」したまま、こちらに目で話しかけていることが多い。
テレビ画面の一部が見えなくなり、パソコンの操作がしにくい。
その時に「
伏せ」を発する。パロはすぐに伏せる。
パロの背中越しにテレビを見て操作をしている毎日だ。
「
おいで」や「
抱っこ」もコマンドとして教えたわけでなく、日頃の生活の中で自然に使う言葉として習得してもらった。
つまり、飼い主とパロのコミニュケーションの言葉としてパロに習得してもらっている。その言葉の数はどの位あるかは飼い主にもわからない。きりがないほどある。
例えば、「
上に行く」は二階の部屋に行く意味だ。
「
下に行く」は一階に降りることだ。
「
外に行く」は庭や戸外に出ることだ。
飼い主がベットで横になっている時でも、パロは遊びたがることがほとんどだ。
でも、「
ねんね」と一言いうと、黙って一緒に寝るか、ベットから降りて別のところに寝る。
パロが理解している言葉は、そのすべてを飼い主が把握しているとは思ってない。
なお、パロには「
お手」は教えてない。
「お手」は、しつけではなく、
芸だからだ。
生活するうえで必須のものではないからだ。
言い換えると、ブログ【愛犬問題】の開設者のParoownerは暇人(ひまじん)ではない。愛犬に芸を教えて楽しむほどの時間的な余裕はないのだ。その趣味がないのかもしれない。
🐕🦺 パロが理解しているのは「言葉」だけではない。
パロは
飼い主の動きや仕草で飼い主の行動を予測して、先に行動することがある。
一階には板の間のリビングとキッチン、畳の和室がある。
例えば、キッチンにはいろんな電気のスイッチがいくつもある。
飼い主がそのスイッチの一つをオフにすると、パロはさっそく二階に先に上る。
二階には飼い主とパロが常時いる部屋があり、隣は寝室だ。
パロには二階が落ち着ける場所なのだ。
つまり、パロには飼い主がいつもいる場所がいい場所なのだ。
🎯【
「愛犬問題」 犬の身になって考えてみよう🐶】