カテゴリ:上司と部下の関係
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人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ^-^◆ 実務を通じて部下を育てるコツ[1] 「部下の指導には様々なやり方がありますが……、 具体的な実務を通して指導する方法もありますね。 この方法は、それが仕事の本番であるだけに、 当然のことですがかなり難しい面があります。 しかし……効果は多大なるものがありますね」 「俗に『OJT』と呼ばれているものですね……。 先生、その進め方のポイントについてご指導下さい」 「そうですね……、職種によって、また部下のレベル等々に よっても、様々に育成のポイントはありますが、 総じて言えることは、まず前提として 『部下の存在を認めること』が大切ですね」 「部下の存在…………ですか?」 「そうです……存在です。 まず、人を育てる立場にある管理職や人事教育担当者は、 この点をしっかりと確認しておく必要があります」 「あのう……もう少し詳しく教えて頂けませんか?」 「教育は、まず知識の伝達(教)、 そして育む(育)という、ステップがあるわけですね。 そして、これらは混在して、進められていく場合が 多いでしょう」 「はい……確かに……」 「知識や技術を覚えさせるだけでなく、 学ぶことの意味や楽しさを語れる上司であって欲しいのです。 この事は次の目標の『育む』段階で大きな威力となります」 「……意味や楽しさですね。分かります。 これがあると前向きになれますね」 「前向きになるだけでなく『自己肯定力』が育まれます。 これは自信や、積極的な研究心につながっていく 大事なものです。そして、言うまでもなく、 上司が部下の存在を認め、可能性を信じることから 生まれてくる力ですね」 「『存在』を認めるわけですね。そして、期待するわけだ……」 「何と言っても成功体験が無ければ、 人の意欲はそんなに続くものではありませんよね。 小さな成功体験の積み重ねを通じて、 自主性や積極性が培われていくように指導するのです」 「(^-^)よく分かります。自分が育成される側として考えると、 とても良く分かります」 「次に大切なことを話しましょう……。それは『忍耐』です」 「『忍耐』…………?」 <続く> 出典 : 茅切信明氏・松下直子氏の論稿 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。 にほんブログ村 ====================================================== ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^) AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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