WEB日記の意味
昔から日記を書くのが好きだった。けれども、昔書いていた日記と、今こうやって書いている日記。その性格は全く違う。昔書いていた日記は、とにかく隠す場所に苦労した。結局。引き出しの奥や本棚の裏に隠して、最後は燃やしてしまった。この日記には総じて人にはいえないことばかりを書いていたように思う。好きな人や嫌いな人、内面的な不安など…。※けれども今書いている日記は違う。誰にでも読まれることを前提にして書いている。個人的なことを書いても仕方ないと思うし、あまり会社や住居などが特定されても困る。そんなこんなで自然に時事ネタが多くなるし、文学や宗教など、周囲の人との話題には向かないようなテーマも書きたくなることがある。時事ネタ、特に政治ネタを書くといろいろな方からの意見をいただくことが多い。もちろんその中には賛同もあれば、反論もある。反論の中には、世の中にはこういう見方もあるのか…と驚くものもあるし、それはそれで目からうろこというものもある。小生もときおり周囲の人と床屋政談くらいすることがあるのだが、そういう場ではどうしても同じ意見になってしまう。面と向かって反論にしくい、楽しく盛り上がっていればよいではないかという同調圧力のゆえんかもしれないが。だからWEB日記で返ってくる反論もすごく貴重だと思っている。※よく知らないことは書くべきではないという考え方もあるかもしれない。けれども、よく知らないことであっても、書いてみて、それで知識が得られ、さらに進歩すればそれもよいではないかと思う。これは、つきつめればなんのためにWEB日記をやっているかということにもなるのだが。