「悪のオーラ」発見器?
某番組で紹介されていたが、「悪のオーラ」発見装置。録画した画像の人物が「悪事」を働こうとすると、微妙な筋肉振動が起きるのをキャッチして、人物の映像が赤枠になる。役者さんが、演技で「ひったくり」をするのは感知しない。オリンピックやサミットのテロ警戒で実際につかわれていたとか。すでに録画したものからでも判定可能だとか。防犯に使われるのはともかく、(装置自体は二百万円ほどで買えるらしいから、)お笑い番組とかで、「誰それは、このとき良からぬ事を考えてたんだ」というネタにされるんじゃないか?(昔、芸能人を「ウソ発見器」にかける番組があった。)とうぜん、赤枠をつけるだけの加工は誰にも出来るから、面白そうな「結果」も演出(という名目の捏造)しそうな連中も多い。さらに、それをネット動画に流して、晒し者にする奴。選挙で相手候補を「赤枠」で囲った映像で、「こいつは悪事を働こうとしている」と中傷するやつも。とうぜん、機械の精度からしたら、トイレに行きたくてガマンしてるとか、忘れ物を思い出して焦ってるとか、「通常外」の筋肉振動があっても感知するだろうし、それを「悪事」と思ってない人達の場合は感知しないんじゃないかな?なんか、悪い予感がするなあ。