火葬場の出入り禁止?「宮型霊柩車」
「宮型霊柩車」絶滅の危機 派手な葬送を敬遠され、火葬場出入り禁止の自治体も産経新聞 3/15(水) 15:03配信【・・「全国霊柩自動車協会」(全霊協)によると、昨年4月時点で、全国にある霊柩車は計約5千台。洋型とバン型が約8割で、宮型は約650台と霊柩車全体の約1割だ。宮型はピークの平成12年には約2150台あったというがその後減少。21年ごろには洋型を下回った。料金体系は宮型、洋型ともに距離10キロで2万~5万円程度だが近年は減少傾向が続く。 全霊協が16年ごろに加盟業者の協力で行った調査では、全国150以上の火葬場がすでに宮型の入場を規制していた。大阪府枚方市や埼玉県越谷市は条例で火葬場への出入りを禁止。宮型霊柩車を敬遠する住民に配慮する自治体が増えている。・・】 「ピーク」の時代は、「昭和1ケタ」から「団塊」の世代が喪主をつとめた時代だろうか。 昔は、霊柩車といえば、キンキラの屋根付きが当たり前だったが、「昭和天皇の葬儀」でバン型を使っていたのを、全TV局が他番組を自粛して放送したのを見て、「バン型でも貧相なことはない」という意識が広がったのではないか? 業者にしたら、「宮型」だと「手作業」でないと洗車がしづらいから、同じ料金なら「バン型」のほうが助かる。 (たぶん、「豪華」に見える宮型で料金アップを狙ったのだろうが、「それなら使わない」人が多数派。) しかし、自治体が、霊柩車の「型」で差別するのはアカンだろうと思うが、枚方市の条例には、「そういう項目」は見られなかった。 「利用案内」でも、そういう注意書きはない。 ちゃんと調査したのか? そもそも、「規制する」ぐらいなら、「市営」でやればいいのではないか?