カテゴリ:子どもの話題
某・厚生労働大臣の発言が日本中を騒がせているが、
生物学的にいえば、オスというのはDNA だけ残したら終わりの悲しい存在。 (DNAを残すために存在しているといっても過言ではないかも) 日航機事故で生き残った4人はいずれも女性。平均寿命も長くなるようにできている。 生物としての「長生き」は、いかに「種」を存続させるかに意義があり、それぞれの個体の寿命はどうだっていい。「下手な鉄砲」型で多産多死で生き残る生物もいれば、確実に成長させる少産少死の生物もいる。 クジャクのオスはなぜ美しいか? 理由を知るとこれも悲しい。 「あえて天敵から目立つ姿をして、それでも生き残った『強いオス』だけが、メスのお眼鏡にかなって子孫を残せる。」こうして「強い遺伝子」(生存に有利な、という意味で、ただ喧嘩に強いというわけではない)を後世に残すことができる。 (メスのほうは、天敵に見つかりにくい地味な色をして、生存率を高くしてます。進化の過程で、オスはより派手に、メスはより地味に…) メスにもてるためには、命を懸けなきゃならんクジャクも気の毒なもんだ。 子育てが終わったら早く死んで、食料資源を次の世代に回せ、という理屈も「厳しい自然のおきて」ではある。 人間の世界で「色男、金と力は無かりけり」というけど、本当にそんな色男がモテてるんだろうか…。 丹頂鶴みたいに、見かけでオスメスの区別がわからないような鳥が、ちょっとうらやましかったりするのが、ひがみかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月22日 18時15分40秒
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