カテゴリ:ハゲタカ商法。でも、なー…
前の話題で、浦安シルバー人材センターの料金表にあった、
「読経料」 「戒名料」 お葬式が、設備の使用、労働力の提供を必要とする「事業」であるなら、「対価」をともなうのは当然。 (お寺や教会でなく、自宅や施設を使うなら、「出張」してもらうお坊さんや牧師さんに「お車代」ぐらい包むのは当然。) しかし「読経」は「労働提供」ではあるまい。 あくまで、宗教行為として、お勤めの「導師」をお願いするなら、「お布施」 あるお坊さんの話。 「百万円でも千円でも、お経に違いはありませんよ」 (ちなみに、「宗教法人」のお寺や教会の、お坊さんや牧師さんは、法人から「給与」を支給~税金は源泉徴収~されるので、お布施がお坊さんの懐に入るわけではない) 現実は、 葬儀屋さんの「提携僧侶」というのがあり、 業者は「仲介手数料」を取るけれど、まさか「お布施」をピンはねはできないから、「読経料」という、ビジネスとしての料金を設定することになる。 (個人で法事のお願いしたとき、気をつけましょう) いくつかの「玉串料訴訟」で、「憲法違犯にならない」と認定された判決は、 「ただのイベントで、宗教行為への支出にあたらない」という解釈。 「読経」も、「ただの演出」みたいな扱いだから、生活保護費で「葬祭扶助」の中に「読経料」が含まれていても問題にならない。 寺を持たず、マンションから出勤して提携業者の依頼を請ける「派遣坊主」というのは、(「事業収入」扱いで申告されるのかどうかは知らない) ちゃんとした住職さんから見たら、下司な存在だけど、 実は、「そういう人」がいるから、自分のお寺の仕事に専念できている、という恩恵も受けているはず。 (いきなり、知らん人から「明日お通夜に来てくれ」、と言われても予定が詰まってることも多いだろうし、お経ばかり続けて喉を痛めても困る) で、提案。 遺族さんが、「お勤めはいいから、形として読経だけ」を望まれるなら、 いっそ、「仏様系」の大学の「部活」でやったらどうだろう。ボランティアサークルでも。 (将来、住職になったときのための実習にもなるし、遺族と接するのも貴重な人生経験。大学では得られないよ) 「神様系」でも、学生が聖歌隊を出すとか。 (系列校の多い京都でないと無理かな…) 「ただの演出」なら、僧侶資格はいらんでしょ。 (じっさい、「この坊さん本物か?」と思うことも時々あります。あの「○山弁護士」が本物なんなら、そういうのもあるかも知れないけど…) ※戒名の話題は後日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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