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菅首相が、浜岡原発の停止を要請。
柏崎刈羽原発を抱える新潟県知事が文句をつけた。 「適切な対応といえるのか」(2011/5/8朝日) 【・・知事は、国の判断の根拠について「詳細を承知していない」としたうえで、福島第一原発では停止中だった4号機も爆発を起こしたと指摘。「単純に停止していれば安全と言えるのか疑問がある」と指摘した。 また、「何をもって、このような要請を行ったのか、前提となる考え方や基準などについて、国には責任を持った説明を求めたい」と国の姿勢をただす意向を示した。】 「基準」を問うたら、「大地震確率何%」とかいう答えをするのは無理そうに思う。 停止中の4号機の爆発は、東京電力としては「被害」だが、 核燃料棒を抜いてたから、1~3号機より 「メルトダウン」による大量放射能汚染の「加害」の危険度を下げられた、と解釈すべきではないか? 「どうせ安全でないんなら、停止しても仕方ない」という理屈? (「停止みたいな生ぬるいことを言わず、廃止だ」というなら、まだわかる。 「柏崎刈羽原発も止めなけりゃ」とか・・) ただ、いま菅首相が唐突に「停止を要請」の理由は想像できる。 いずれ、住民の声で「停止」が必至となった場合に、 「国からの要請で止めざるを得なかった」といえば、国に「損害補償」を要求する根拠になる。 これが、裁判で、「今までの中部電力提出の安全データは信用できず、運転許可は間違いだった」 という差し止めの判決が出たりしたら、 全部、設置者の費用で撤収せねばならない。 「要請」だと、従う「義務」はないから、 会社側には「救済」になる・・・ の狙いだと思う。 と思ってたら、 やっぱり、「支援のお願い」だ・・・。 浜岡原発停止で支援要請 中部電社長、経産相に(2011/5/11東京) 【・・「お客さま、地域の皆さま、株主に多大な影響を及ぼすことを懸念している。支援をしていただかないとなかなか難しい」と述べ、電力確保などに向け政府に支援を要請。これに対し、海江田経産相は「あらためて(要請を)しっかり確認したい」と応じた。・・】 やはり、原発被災者に、株主が責任をもつことは考えてないらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月11日 21時38分53秒
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