朝日新聞のこの記事は不親切
朝日新聞 2,017年8月31日の「高級美容クリームより処方薬 医療費増、乏しい危機感」 医師や患者のコスト意識が低いことを背景に、医療費が押し上げられている。将来的には、保険適用される医療が制限される可能性も浮上している。 美容には、何万円もする超高級クリームよりも、医療用医薬品「ヒルドイド」がいい――。 ここ数年、女性誌やウェブに、こんな特集記事が続々と出る。保湿効果があるヒルドイドは、医師が必要だと判断した場合のみ処方されるが、雑誌には「娘に処方してもらったものを自分に塗ったらしっとり」といった体験談も載る。 ソフト軟膏(なんこう)タイプの50グラム入りで1185円。保険がきくので、患者負担は現役世代なら3割の350円余り、子どもなら自治体によっては無料になる。東京都内の40代の開業医は「患者に『多めに出して欲しい』と言われれば、出さざるを得ない」と話す。 販売元のマルホは記事を見つけるたびに出版元に意見書を提出。「社会保障費の増加への対応が課題とされる中、保険適用の医療用医薬品を美容目的に使うのは、医療費の無駄遣いにつながるとの指摘がある」などとして記事の撤回を求めるが、消えては、また出る。 こんな支出の積み重ねでも医療費が増えるという危機感が浸透していない。 量が少ないので全文を引用しました。 不親切、マルホしか取材していないこと、初診料(あるいは再診料)、処方せん料、調剤費などを加えれば350円で手に入るわけがない。 さらに、親切な記事であれば、処方せん薬と同一成分が薬局で手に入ることを知らせるべきです。 薬局で手に入るものも、効能がついているので、問題ですが、保険財政には関係ありません。 こちらを使うことまで記載すべきと思います。 市販品はグラムあたり21円から74円と羽場があります。50gで比較すれば薬価を下回るものもあるますし、使い勝手も当然いいはず。 こういう批判記事は、批判だけでなく、こっちも使えるという方法を載せるべきです。