都内の街路樹も黄色く染まり始めたこのごろ。郊外ではいよいよ本格的に紅葉のシーズンです。

　今回は紅葉と温泉を両方楽しむため、クルマで奥多摩に向かいました。中央道・上野原ICから奥多摩湖を目指します。


　山はようやくあちこちで紅葉が始まったぐらいです。本格的に山全体が色づくのはもう少し先です。

　それでも真っ赤に紅葉した木をけっこう見かけます。景観のよさはさすが秩父多摩甲斐国立公園です。






　紅葉は逆光から露出補正して撮るとキレイに撮れます。あとで写真を見直すと見た目以上によく写ってたりするから、写真は面白いですね。

　こうやって部分的に紅葉を紹介するといかにも全山真っ赤っかという印象になりますよね。これがカメラマンのだましのテクニックです（えぇ





　一般道をしばらく走って奥多摩湖に到着。

　奥多摩湖は総貯水量1億8000万トン。東京都の貴重な水源です。また「ダム湖百選」にも選ばれている観光地でもあります。









　この日は天気も良く、紅葉と湖が満喫できました。こんなすばらしい景色でも住所は都内なんですよね。ちょっと信じられません。





　小河内ダムは昭和32年に完成した水道専用ダムです。都内の水道水はこのダムにお世話になってます。
　水面にもみじが浮かんでいい景色になってました。





　ダムの近くに「水と緑のふれあい館」があります。

　ここで奥多摩の自然と歴史、ダムの仕組みなどを展示してます。印象的な天井のオブジェをパチリ。天気がいいとガラス越しの光がキラキラしてキレイですね。





　お昼になったのでそば屋に入りました。奥多摩にはそば屋が多くあり、その中で手打ちそばの店「きり山」に入店。

　店のすぐ隣に多摩川が流れていて、窓から紅葉を見ながら食事をすることができます。注文した鴨せいろもウマウマ。さすが普段食べてる立ち食いそばとは違います（比較するもんじゃないけど）。





　奥多摩には温泉も何か所かあります。　今回は「つるつる温泉」に入湯。

　武蔵五日市駅から機関車バス「新型青春号」に乗って約20分で到着。ロビーが広くてくつろげます。温泉の名前のとおり、入浴すると肌がツルツルする無色透明の泉質です。

　ここで仮眠をとってから帰宅。紅葉と温泉ですっかり癒されました。


　奥多摩の道路では自転車乗りが大勢いました。かなりのアップダウンがあるにも関わらず力強く登っていく自転車乗りはたのもしいです。　私も山の頂上までクルマで連れてってもらい、そこからこがずにダウンヒルしたい（軟弱者！）