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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(345)
カテゴリ:大河ドラマ
お会いしとうございました、真田様!!
相木殿のお名前があったので、「これは…!」と思い凝視していると、水のところにお名前が! その瞬間のうれしさをなんと表現したらよいのでしょうか。 身の裡がかっと燃えるようでございましたよ。 ようやくお目にかかれた真田様は、薄緑のお召し物もとてもお似合いで、大恩ある長野業政殿の苦境に凛々しい眉間を曇らせていらっしゃいました。 (おヒゲはまだ蓄えられてませんでした…。正直、ホッとしました) とはいえ、武田家家臣としては動くこともままならず、長野殿の武将としての器量を信じるのみ。 歯痒く口惜しげな胸中が痛々しゅうございました。 そして相変わらず、真田様の傍には相木殿が。(笑) 相木殿、真田様に惚れてるのか?真田家に入り浸りすぎなんじゃあ。。 …のっけからこんな内容でごめんなさい。 ここしばらく結構まじめにいろいろ考えてきたつもりだったですが、真田様の登場には思考能力が一気にブチ切れてしまう私であります。 そして次週は「村上討伐」!! 予告では馬場がなんか激ってましたけど、ここは真田様の出番でしょう! …なんて期待して活躍しなかったら立ち直れなくなるので、やっぱり謙虚に、1シーンだけでもいいからお目にかかりとう存じます。。。 今週の感想、これで終わり!? いえいえ、そんなわけには… さて、気を取り直して。 ■お北様の遺言 勘助には、無益ないさかいが起きないよう、由布姫を、四郎を、晴信を頼むと訴えました。 三条には、苦労はいつかそれを忘れる日までの修行と思い、晴信と生きよと語りました。 …晴信には? 「よき父とはなれませぬ」と断じたお北様、もう晴信と何を話してもムダだと、あきらめてしまったのでしょうか。 側室たちや跡目の問題について、晴信にビシッと釘をさすのだと思っていたので、お北様の達観ぶりには少し拍子抜けしたというか… でも思い返してみれば、それでよかったのかも。 激動と愛憎にもまれて生きてきた最期は、あとの世のことはあとの人に任せて、漂う雲のように安らかに。 …のはずだったのに、晴信と義信の不吉な将来を予感してしまいます。 (仲代達也さん、出演者クレジットに出てましたっけ?真田様のお名前に浮かれてしまい、見逃しました…) 最期まで我が子の行く末を案じるのは、やはり生母ならでは。 不動明王に祈りながら息絶えた姿そのものが、晴信への「遺言」だったのでしょうか。 ところで、仏間で倒れていたとき、既にお北様はこの世の人ではないのかと思いましたよ。 悪夢(予知夢?)に起き上がり、廊下を常ならぬ面持ちで急ぐのは、きっと離脱した魂で、晴信の寝所に向かうのかと。 大はずれでした。。。 ■憲政vs景虎 土壇場にきて、ようやく長野殿の忠心に気付いた管領殿。 「そちもともに参るか」とすがるように訊ね、去りかける長野殿を思わず呼び止める声音が哀れでした。 (長野殿、相変わらずシブい!男前な役回りデス) それでいながら、なかなか腰をあげず、家臣や嫡男の言うままに従ってしまう。 景虎は「いささか短慮」と控えめでしたが、内心は「こンの大馬鹿野郎!」だったでしょう。 管領殿が景虎と対面した場面での一喜一憂する表情のアップは、まさに老醜、実に滑稽で実に哀れ。 それに対する景虎の、毅然として厳しく張り詰めた容貌は、やっぱり美しかったです。 残酷なくらいの対比。見どころでしたねえ。 ■その他いろいろ ・お北様に口説かれ、氏康に二心抱く者への成敗を見せつけられ、勘助の内面の葛藤が 浮き彫りになってました。 どーするんだ勘助?もう後戻りできないよ? ・晴信が最近ふつうの人になっている気がします。 愛娘を他国に嫁にやりたくないなんて顔を見せられても、コメントのしようがない。 真田様が惚れた御屋形様なんだから、もっと先の先まで見据えた、どっしりした大将ぶりを 激しく希望シマス。 ・氏康、オトコだねえ。 大きな鼻も気にならないくらい、カッコよかったですよ。 こんな偉大な父の傍にいて、折に触れ事に触れ悟されて、薫陶を受けていたはずの氏政が、 後にあんな行く末をたどるとは、皮肉なものですね。。 ・越後の軒猿、なんて優秀なんでしょう! 真田忍びは葉月だけだし、武田忍びは(伝兵衛は別として)忍びのしの字も出ないのに。 情報収集能力で既に負けてる武田。これでいいのか? …やっぱり今回は気もそぞろで、ロクな考えがまとまりませぬ。 そんなわけで次回、「村上討伐」。 (真田様のご活躍を)期待しましょう!! ↓加盟中! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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