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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(345)
カテゴリ:大河ドラマ
うーん…
今回を振り返ってみて、何だか印象が薄いのはなぜなんでしょう。 1.たいして合戦シーンもなく、村上があっけなく追われてしまった。 越後勢の力を借りてまたたく間に旧所領を取り返した、って、たった3ヶ月間とはいえ すごいことじゃないか。それをナレーションで済ませるなんて、哀れじゃないか。 2.平蔵&ヒサで感動させようとしているのがミエミエだった。 板垣殿ご最期でも使われていた、あの胸に迫るBGM。彼らのバックに流れるには重過ぎる。 …って、単に平蔵がキライなだけ?? 3.馬場の気負いが暑苦しかった。 紀行では智将って言われてたのに、あれじゃただの体育会系熱血武将じゃないか。 しかも、知行地の増えた真田様を快く思っていない様子。キィーッ! 4.相変わらず晴信の印象が薄い。 何だか落ち着きすぎで…。もっと野心メラメラのオーラがあってもいいと思うんですが。 川中島に入れば変わるのかな…。 5.真田様の出番があまりに少なかった。 仇敵・村上を討つのに、真田様の活躍が見られないなんて。。 今回もやっぱり相木殿とペア。しかも相木殿にピントあたってるし。 せっかくの真田様の凛々しい横顔がボケてるよ~(涙) だから期待しすぎちゃダメだってば…。(涙涙) きっと残り10回、登場しても全部この程度の扱いなのよ、きっと。 医龍2の蔵之助さまで脳内補給するしかないデス。。。 私の風林火山は、第34回「真田の本懐」で燃え尽きたのかもしれませぬ。。。 さっ、気を取り直して! 今回の私的見所3シーン。 ■遊興に耽る管領殿 いやー見慣れてましたけど、こういう姿、ホントお似合いですねえ。 この遊女たちは昔からの馴染み?とすると、もしかして北条方の風魔も混じってるの?? こんな管領殿の姿に、潔癖症の景虎クンさぞ眉をひそめるであろうと思ったら、なあんだ、わざと遊ばせてたのか。 管領殿骨抜き作戦ですな。やるう。 それにしても、村上の泣きつきにすぐ兵を貸したりして、上京してからとか何とか待たされている管領殿が聞いたら気を悪くしないか? そんなこと耳に入れなくするくらい、朝飯前なのかな。 ■ゲンゴロウが脱皮して虎になった! 春日源五郎改め春日虎綱。 やーーーっと出てきましたね! なかなか凛々しい青年武将ではありませんか。 オブ弟に対するのとは違い、わざわざ席を立って、かつての近習の晴れ姿に目を細める晴信の表情、愛がこもってましたね~。 これも時代考証っていうの? その虎綱クン、登場早々、智将の片鱗を勘助に披露。 このふたりが堅苦しい言葉で語り合ってるのって、なんだかむず痒い感じ。 ああ~、短パン(←違う)はいていた頃のゲンゴローが懐かしい。。 これからの川中島で、どれだけ雄雄しい武将ぶりを見せてくれるのか。楽しみです! ■猛アタックにたじたじの勘助 リツ、すごい…。いつの間にやら、おくままで手なずけて。 「分かりませぬか?」と上目遣いに、少しからかいを含んだ笑みを湛えて、「山本様をお慕い申しておるのです」 うわーっ、言った!なんと直截な!若いって素晴らしい! 言葉でぶたれ蹴られには慣れている勘助も、このテの攻撃にはどう防御すべきか見当がつかないようで。 もごもご言いながら目線をはずして、酒を飲み干すのが精一杯。 カワイイ! 晴信と密談時の、暗く冴えた軍師の表情とは正反対デス。 それにしても、リツを出した意図って何なんだろう? 由布姫&四郎ひとすじに生きようとした勘助を揺らす小道具的役回り? (「山本家が絶えてもよいのですか」は、前半部のオリジナルストーリーを思うと、なかなかツボを突いてます) にしては残り回数も少ないし…。 単に深刻になりがちな雰囲気をコメディチックに、ホッと笑わせるためだけの仕掛けなのかなあ。 次回、え?もう川中島?? まあ4次まであるんだから、そろそろ第1次やらないと間に合いませんよね。 そうか、今回は川中島に至るための伏線に過ぎなかったから、印象が薄かったのか…(村上殿お気の毒) 「なんという強さだ…」とか誰かがつぶやいてましたが、第1次川中島って激突するんでしたっけ? 今回馬場に侮辱された諸角殿が、老骨にムチ打って無理しちゃってるみたいだし。 景虎クン、なんかひとりで疾走してるし。 いったいどういうことになるんでしょう。「川中島!龍虎激突」楽しみです!! ↓加盟中! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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