最近エストニアに住む中年の男性と知り合いました。きっかけはネットで出会った彼が仲間と作っているウェブサイトでした。彼は日本帝国海軍に関する英語のサイトを作っています。私はその中の潜水艦部分に関心があり、何度か検索している内に彼と知り合いました。ここのところ三度、直接メールのやりとりをしています。
エストニアと言う国はソ連から独立した北海に面した小国で人口は130万人程です。バルト三国の一つです。日本の皆さんもご存知の関脇、杷瑠都はこの国の出身です。この国では柔道や相撲が大変人気があるそうです。新しく知り合った彼は十代の頃に日本に興味を持ち、大学で日本語を勉強したそうで、最近では日本相撲協会の依頼で通訳をしているそうです。
エストニアはアイルランドやインドと同じようにネット立国を目指し、IT分野に力を注入し、ヨーロッパやアメリカの企業のためのシステム開発やサービスの提供で成功しています。ネットを通じて無料で国際電話が出来る便利なシステム、スカイプを開発したのもこのエストニアの起業家達でした。その後、彼らは同社をイーベイに巨額のお金で売却しました。
同国はロシアから離れ、ヨーロッパの自由主義陣営に傾いており、国内に住む少数民族のロシア系住民の反対デモをきっかけにロシアとの仲が悪くなっているそうです。ロシアからネット攻撃を受け、一時エストニアのネット接続サーバーがパンクした事件なども過去に起きたそうです。
フィンランドやノルウェー、デンマークなどは訪問したことがありますが、バルト三国はまだ行ったことがありません。その内に機会を見つけ、訪問したいと思い、ここのところエストニアの地理や歴史などを調べていますが、なかなか面白そうな国のようです。(終り)
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