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皆様すでにご存知のようにオバマ大統領が今年のノーベル平和賞に選ばれました。それを聞いてアメリカ国民はさぞ喜んでいるかと思いきや、今日のラジオやテレビでのトークショーなどではけちょんけちょんに批判するコメントが少なくありません。やはりどちらかと言うといつもオバマ大統領に批判的な共和党右派の連中です。
民主党の人の中でもここらへんで変にノーベル平和賞などを貰うと目の前に迫っているアフガニスタン出兵増強などの強攻策が取りにくくなるのではとか、イランや北朝鮮に対しても穏やかな政策の方に傾かざるを得なくなり、オバマ大統領の自由な政策決定の手を縛ることになるのではと心配しているコメントもありました。 もっともテレビに出て話したアフリカ系の人々や若い学生などは手放しで喜んでいます。確かにまだ就任9ヶ月で明確な実績は上がっていないのだから、少し早過ぎるという意見はありますが、ノーベル賞委員会もこれからの期待を込めてオバマ大統領に決めたのでしょう。 ブッシュ大統領の末期には例えばイギリスに置けるアメリカ大統領の評価は17パーセントまで下がっていたそうです、現在オバマ大統領に対する評価は80パーセントを越えているそうです。核廃絶に向けての決意やイスラム社会への呼び掛けなど、今までのアメリカ大統領が絶対行わなかったことをオバマ大統領が行ったことを評価しているのでしょう。 オバマさんは賞金の約1億3千万円はいくつかの慈善団体に寄付する意向のようですが、シカゴの2016年オリンピックの応援にも駆け付けたにもかかわらず、シカゴが落選しただけにオバマ大統領の威光に傷が付いたと批判していた向きも今回のノーベル平和賞受賞で少しは態度が変わるかも知れません。 まあ私は、シカゴが落選しようと自分が予期せぬノーベル平和賞を貰おうと、彼は余りそれらに影響されず、自分の信ずる道をぶれずにしっかり歩いて行くのではと信頼しています。医療保険改革問題に手を染めてから、一挙に彼に対する批判の声が増えていますが、それは反対派がここぞとばかりに仕掛けているせいのようです。 話は変わりますが、今朝はNASAのロケットが月に激突しました。月に水分があるかどうかを見極めるための実験だったそうですが、お月さんにも大分大きな瘤(じっさいにはへこみ)が出来たようです。もう一つ話は変わりますが、明日は二週間の訪日旅行のためにLAを発ちます。いつも出発前は留守中の事柄にある程度目処を付けて置く必要があるために、なかなか時間に追われます。ブログもこれで終ります。次は東京からです。(終わり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.10 14:58:47
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