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カテゴリ:政治
古賀潤一郎衆院議員、「卒業」確認のため渡米
古賀議員HP テニス優勝もウソ? 米大会運営側「事実はない」 いやいや、ずいぶん大変なことになっちゃってるね。この古賀議員、学歴詐称に加えてイメージアップに一役かってたテニス優勝まで胡散臭くなってきちゃったよ。何だか、ウケ狙ってんじゃねぇかってくらいボロボロだなぁ。愛人問題でオバさん達の顰蹙をかった山崎拓氏に対抗して、清潔感たっぷりにサワヤカさを売り込んできた古賀議員だからねぇ。こういう場合、痛さ倍増だね。倍でドン、更に倍って感じ。 このうえ、東スポあたりに「実は古賀議員は日本人じゃなかった?!」なんて出ちゃったりしてさ。そしたら笑っちゃうな。もちろん「?!」の手前が折れ目になってて、駅売りだと「日本人じゃなかった」までしかタイトルが見えないというね。もとから立候補する権利すらねぇじゃん・・なんてことになったら、もう「何で嘘ついたんだ!」なんて批判よりも、 「オマエ、結構オモロイぞ」 なんて、かえって人気が出たりしてさ。こうまでボロボロ出てきたら、いっそ開き直ってある事ない事リークしちゃえばいいんじゃないかね。ワタクシが選挙参謀だったら、実は性別を偽っていて「実は女性だった」とか、年齢詐称で「実は未成年だった」とかリークして全部ネタにしちゃうかもしれないな。そしたら、最後にはどれがホントかわからなくなってうやむやになるかもよ。 この古賀議員さ。大学に4年間在籍してたのは本当らしいんだよ。ただ、学位は取ってない、と。大学側が会見してたよね。アメリカの大学は、よく日本の大学と対比して「入るのは簡単だけど出るのが段違いに難しい」とされててさ。ワタクシはよく知らないけど、日本は○年まで留年可としてるのと対照的に、アメリカの大学は卒業出来るまではずっといられるらしいんだよね。もっとも、大学によっては違うかもしれないけど、それほど学位取得ってのが大変って事なんだろうな。 で、今回の件を日本に置き換えると、「高校は卒業した」→「模擬試験でも合格ライン」→「大学も受験した」→「よって、その大学に在籍したことになる」ってな感じか。こうなると、やっぱり無茶だよなぁ。で、渡米して「事実確認をした後説明責任を果たす」だって。何だろ、説明責任て。何だか、時間稼ぎみたいな感じもあるなぁ。ってか、大学側が会見したことが事実じゃないのかな。それとも、あの大学側に何かよからぬ思惑があって虚偽の会見をした、と? それも無茶じゃないか、と。 アメリカの大学では、どこでもある一定期間の卒業生に関する情報が保持されてるらしくてさ。就職する時に、その就職先から申請があれば成績から何から何まで開示するんだって。要するに、それほど信頼性の高いものなんだよね。で、日本の報道陣が問い合わせて、大学側が会見に応じた、と。それを、古賀議員の事務所サイドは >「あくまでも第三者の確認にすぎない。古賀本人が確認し、判断しなければならない問題」 だってさ。本人が確認して判断てさ・・それで「うん、ボクは卒業してるゾ♪」って判断すればオッケーなんだろうか。何だかよくわかんない声明だよなぁ。それとも、やっぱり大学側の声明に虚偽の疑いがある、と?何ていうかさ、結局のところ「4年間在籍していたし単位も取得していた。弁護士から卒業証書をもらったので『卒業』と認識していた」とするんだろうな。そんなもの日本で発言していたのと同じだし、 何のために渡米したんだろ。 ひょっとして、大学に行って確かめるばかりでなく、テニスの大会運営者にも会ったりするんだろうか。ついでに、プロフに公開した全ての経歴を確かめに行ったりとか。そうだとしたら、プロフを適当に作ったんじゃないかなんて思えてきたり・・はは。で、古賀議員は17日には >「もし卒業していないことが確認されれば、今まで責任を持ってやってきたことを否定することになり、仕事は続けられない。(議員辞職して)けじめをつける」 >「バッジを外して、もう1度選挙に出て審判を仰ぎたい」 と語ってさ。さすが、清々しさをウリにしてきた人だと思わせたよね。「こんな人が詐称なんてするわけがない」という心情的な面にも作用したし。自民党議員との差別化にも成功したように思えた。国民の多くは「やっぱり山崎拓氏とは違う」みたいに思ったんじゃないかな。ところが翌日、 >「多くの方が支援してくださったその重みも考えないといけない。辞職ありきではない」 >「進退については、確認作業を進める中で冷静に判断する」 あらあら・・菅党首や岡田幹事長らに何か吹き込まれたか。一気にトーンダウン。「進退は白紙」とも言ってるし。民主党は自民党体質を批判してるけど、君の党も君のとこの議員も同じじゃねぇかってことになるんだよね。民主党幹部なんて >「『卒業』していないかもしれないが、その資格があれば違法とはいえないのではないか」 とまで言っちゃっててさ。その資格があれば違法じゃないなんて、一体どういう認識してるんだろうかね。そんなこと言ったら、前述したように、「高校卒業してれば大学在籍」って事と同じになっちゃわないのかね。こういう場当たり的な擁護をすると、同じ擁護論を将来同じようなことが起こったときに自民党にも適用するんだろうな?とか、そっちの方を心配しちゃうっての。 何だかさ、古賀議員の今回の対応、言うなればフラフラぶりが騒動を引き起こしたとも思えるんでさ。古賀議員て、永住権取得を依頼していた弁護士に卒業手続きも依頼して、その弁護士から卒業証書をもらったんだ、と。で、その卒業証書は無くしちゃったらしいんだよ。もっとも、記事によってはその弁護士に渡してある(アメリカに置いてきた)としているものもあったりするけどさ。 どっちにしても、もうちょっと管理をしっかりしろって。 自分のことでさえこんな体たらくで、本当に国会議員として勤まるのかって話にもなっちゃうんでさ。全部、後になって「ボクは○○のつもりだった」なんて言っちゃう国会議員てどうなのよ。こうなると、さわやかイメージも、何だかずいぶんボンボン坊ちゃんな感じがしちゃうんだよね。国会議員をやるには世間知らず、というか。 古賀議員を応援する側には、「政治に学歴は関係ない」「学歴を見て投票していない」「今後の活躍で挽回すればいい」としてる人が多いみたいだね。最初の2つに関しては、まぁワタクシもそう思うかな。「学歴」はともかく、「学力」はあるべきだと思ってるけど。ってか、選挙民は「学歴なんて」と思っているところに、当の本人はその学歴を証明するためにスッタモンダしてるという皮肉があるというね。 もっとも、それを証明しないと「議員辞職」→「補欠選挙」→「山崎氏復活当選」→「民主党議席減・自民党議席増」となって、しかも山崎氏だからねぇ。議席が一つ増える以上の自民党には効果を、民主党は打撃をって感じになるから民主党も必死だよね。で、3つ目がなぁ。この発言だけ見れば「うんうん、そうだよね」と思うんだけど、今回の学歴詐称疑惑の擁護論としてはちょっとどうだろうかね。これを言ったら、 山崎拓氏もOKになるわけだけどいいのだろうか。 いや、ワタクシは別にいいと思ってるけどさ。愛人疑惑(事実?)があったって、政治とはまた別物だとも言えるわけだし。ただ、きっと古賀議員を応援してた方々は、山崎氏について「今後に期待」はしてなかったわけでしょ。古賀議員には今後に期待して、山崎氏には見切りをつけるとなると矛盾してるような気もするんでさ。 オバさん票が山崎氏から古賀議員に流れただろうことから考えると、応援側の方々は学歴詐称より愛人問題の方が政治家資質に重大な影響があるとの見解だったんだろうな。愛人疑惑を追及した民主党古賀議員。学歴詐称問題を糾弾する自民党と、これに乗じて出馬を睨む山崎氏。 まぁ、目くそ鼻くそを笑う、なんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月31日 02時25分12秒
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