ポルチーニな夜
11月25日(金)お得意先の会社がイタリア料理の店を始めることになり、オープン前にプレパーティーを開く事に。仕事の付き合いで客の一人として参加させてもらう事が出来ました。場所は新宿御苑駅からすぐのところです。そういえば新宿御苑の園内には入った事がないなと思いながら店内へ。きれいな店です。カメラがないので写真は撮っていませんが雰囲気がいいこじんまりをした隠れ家的な店です。立食でビュッフェスタイルで新鮮なズッキーニやキノコなどがふんだんに・・ん、キノコ?キノコのソテーです。香ばしい食感がなんともいえません。味付けも塩と他に少々で素材をいかしている感じです。何のキノコかわからないのでシェフに聞いてみました。キノコは「トキイロヒラタケ、タモギタケ、ヤナギマツタケ・・等々です。」とのこと。あまり御山ではお目にかからないキノコが並びます。「長野で採れたものなんですよ。」乾燥物ですか?「いえ、今が旬なんですよ。」不思議な事を聞くなといった感じでシェフが答えます。え~~!驚きまくる私。「今、食材をお見せしましょう。」オー!なんと幸せなひと時。キノコはかなり冷温で、触ると冷たくなっています。キノコの鮮度を保つため大型の冷蔵庫で大事にステンレスの入れ物に入れてありました。キノコは本当に幼菌から成菌の食べごろばかりです。長野で温室栽培され、直送されているのでしょう。なぞが解けました。「ポルチーニもありますよ。」こともなげにシェフが話します。ポルチーニ!さすがにどきどきします。「お見せしましょう。」 キター!!だいぶ興奮していたと思います。一人で。 どんなポルチーニが出てくるのか?栽培はしていないはずですが・・見せてもらいました。触ってみるとポルチーニもひんやりとしています。 非常に大事に冷蔵庫に保管されています。 冷蔵庫をあけると蒸気がブワっと出てきました。 湿度も保たれているんでしょう。 ラップから大事にポルチーニが取り出されました。 立派なポルチーニ長さは16センチくらい。 傘も直径12センチあります。 香りは御山のポルチーニよりも濃厚ないい香りがします。 風格のあるすばらしいキノコです。 御山で見るポルチーニとは大きさが違います。柄の太さが手首位あります。ヨーロッパからの空輸便でしょうか。大変なものを見せてもらいました。あまりに嬉しくて携帯でしたが何枚も写真を撮りました。食べ残しの皿は失礼です。柄が処理されていてすぐ食べられる様になっています。「今、カットしたものもお持ちしましょう。」なんと!その場で縦にカットしていただきます。すっと切れます。「多少状態が悪くなっていますね。」写真で見るよりもそれほど悪くは感じませんでしたが、この時期ならばしょうがないのかなと。それにしてもいい経験をさせてもらいました。ポルチーニファンの一人としては大変贅沢な夜でした♪