カテゴリ:アレルギー・アトピー関連本
図解アトピー食と薬でスキンケア 昨年、アトピーの薬を減らす本を出版した、名古屋市スギヤマ調剤薬局の田中貴子さんの新刊です。99年に出版されたアトピー性皮膚炎食と薬でスキンケアの改訂版に近い本のようです(こちらの本は読んでいませんが…)。 アトピーの薬を減らす本は以前の日記で紹介したように、薬の正しい使い方と薬効を知り、食生活を改善することで、薬の使用期間や使用量を減らすという内容でした。今回は食や薬に意識をすることはもちろんですが、スキンケアのポイントを知ることで、アレルギーやアトピー性皮膚炎の症状を改善して、うまく付き合うことについてまとめられています。この2冊があれば、アレルギー疾患やアトピー性皮膚炎の基本的な対応の知識が得られるのではないかと思います。 現在、アトピー性皮膚炎の基本治療は、アトピー性皮膚炎診療ガイドライン(2006)に掲載されている下記の3本柱です。 1.原因・悪化因子の検索と対策(食事要因・環境要因) 2.皮膚機能の異常の補正(スキンケア) 3.薬物療法(ステロイド外用薬、非ステロイド性外用薬、免疫抑制外用薬、抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤) 最近は小児科医・皮膚科医ともに、スキンケアは治療を行う上での重要なポイントとして定着しているそうです。今回の本では、皮膚構造、痒みの正体、アトピーの皮膚に多い細菌感染、スキンケアの実際(入浴・保湿、夏のスキンケア他)などが図を多く取り入れて解説されているので、とてもわかりやすかったです。私がとても知りたかったことが簡潔にまとめられていました。アレルギーやアトピー性皮膚炎と言われて悩む方にはおすすめの1冊だと思います。 著者も巻頭に書いていますが、最近は例えば食物アレルギーにしても、以前のように単純に食物除去だけで軽快する例が少なくなってきているように思います。化学物質の影響(黄砂、シックハウス症候群)や花粉(花粉症、口腔アレルギー症候群)、天候や気候、気圧などが絡み、原因や対策に頭を悩ませることも増えています。だからこそ、総合的なアプローチが必要だなと改めて思いました。 アトピッ子のお料理ブック(2) 簡単おいしいごはん 田中さんの本と一緒に、レシピ本の新刊を購入しました。アトピッ子のお料理ブックに続く、第2弾で、いずれも小麦、卵、乳、大豆不使用です。前回はおかずレシピが多い印象でしたが、今回はおやつレシピが多い印象で、離乳食やお弁当のレシピ紹介もありました。粉類は米粉、ひえ、ホワイトソルガムの使用が主でした。米粉パン(白神酵母、オーブン)では食パン、メロンパン、クリームパン、中華まんのレシピが紹介されていました。ヒエ粉のたい焼きや紫芋のきんつばもおいしそう♪ 除去食対応を忘れそうな感じ。サクサク粉とタピオカ粉を用いたクッキーやサブレも紹介されていました。以前、サクサク粉とタピオカ粉で作ろうとしてうまくできなかった私ですが、レシピを見ると、油を使っているものが多いので、そこの違いかな… 油を使うと、生地がうまくまとまったり、少しでもふんわりするのかもしれないなと思いました。当時は母乳経由にしても、子どもが直接食べるにしても、少量の油で症状が出ていたので仕方ないけど(今はある程度OKです)、アレルギーっ子に役立つレシピ本がどんどん出版されるのはとても嬉しいことです♪ 先月購入した簡単おいしいごはんのレシピ本は、卵、乳、麦、砂糖、油不使用のご飯とおかずのレシピが豊富で、日頃除去食に悩む方に役立つと思います。レシピ本は眺めるだけでも、心が満足するのですが、少しは料理作りに精進しないとなと反省もする日々であります。 ここ数日気温が急に上昇し、昨日今日は18~19度で、午前中公園でも暑いくらいでした。春目前は嬉しいけど、花粉と黄砂が多そうです。今日は花粉の影響だと思うけど、起床時から私の鼻水が増えています。生まれてはじめて冬に調子が良かった下の子の肌も若干荒れてる感じです。これからの花粉が怖い… 3月も半ばになってきたので、入園準備もそろそろしないと(笑)。週末にアップリケが少し届いたので、ボチボチはじめようと思います♪ 進級と入園のための診断書用のアレルギー検査もしてるので、今週くらいには結果が出るのも、ドキドキしています。 コメントの投稿 管理の都合により、楽天ユーザーのみに変更させてもらいます。ご理解・ご了承お願いします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アレルギー・アトピー関連本] カテゴリの最新記事
|
|