カテゴリ:食物アレルギー情報
先月、さくらんぼの会で、昨年末の小学校給食でのアレルギー事故死以来、エピペン(アナフィラキシー症状の緩和剤、自己注射薬)について報道も増えており、エピペン勉強会をしました。
勉強会はエピペン講習会開催資格をもつアレルギーっ子ママさんを講師に迎え、エピペンとアナフィラキシーについてのお話や意見交換をしました。また子どもにエピペンを処方されている方から、練習用エピペントレーナーを借りて、実際に注射の練習体験をしてみました。 息子は2歳前後の時、魚類微量で、今思えばアナフィラキシーに近い症状(軽度のアナフィラキシー)を数回起こしています。小学校入学前に魚3種類(サケ、カツオ、マグロ)の負荷試験をして、微量では強い症状が出ない状況になっていますので、エピペン処方はしてもらっていません。給食では鰹節以外は除去していますが(体調などで悪心・嘔吐、痒みがあるので)、大きな誤食がなければ大丈夫というのもあると思います。 ですが、エピペンについて知ることは重要ですし、いつ必要になるかわからないので、エピペンについては、メンバーの方とも情報交換をしながら、学ぶことにしています。 その給食事故以来、自治体や文科省などでは、学校給食における食物アレルギー対応について協議を続け、方針をまとめて発表しています。先月29日、文科省から、「学校給食における食物アレルギー対応に関する調査研究協力者会議の中間まとめ」が発表されました。中間まとめでは、「学校現場での対応指針に、エピペンの投与基準や新たな医学的知見を加え、内容を改定する。改訂版を参考に、給食を提供する小中学校や幼稚園など個別のアレルギー対策マニュアル作りをする」などが盛り込まれています。 ※学校給食における食物アレルギー対応に関する調査研究協力者会議の中間まとめhttp://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sports/018/toushin/1338329.htm また、中間報告が出たことへの保護者への取材依頼がNHK福岡からさくらんぼの会にあり、当日の取材を受けさせていただきました。夕方近くの発表に対し、NHKは全国各地の18時台のニュースでいち早く報道し、情報提供をしてくれました。NHK福岡では調査研究協力者会議の様子と保護者の感想、福岡市内での学校給食におけるアレルギー対応へのとりくみが報道されました。 他にも、東京都のマニュアルが参考になります。 ※食物アレルギー緊急時対応マニュアル http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/07/20n7o400.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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生後6ヶ月の子供が、もしかしたら遅延型の米アレルギーかもしれません。
重湯ひとさじでその日の夜に軽く発疹が出て、2日目3日目となるにつれ症状が悪化します。一旦重湯を中断し、10日くらいあけて再チャレンジしましたが、また発疹が。。 大学病院で診てもらったけど、いまいち理解してもらえず、アレルギー検査も陰性だったため。アレルギーではありませんと言われてしまいました。 そんな時、ネットでこちらをみつけました。遅延型についても書かれてあったため、同じような状況の人もいるのだと少し安心しました。 かかりつけ医も大学病院のドクターも、遅延型と認めてくれず離乳食もどうやって進めていけばよいか途方にくれています。 chikaさんのお子さんはどちらの病院に通われてますか? 遅延型アレルギーに理解があり、食事の指導などしてくれるドクターはどうやって探せばよいのでしょうか? 誰に聞けばよいのかわからなくて、、教えてください。 (September 30, 2013 02:57:12 AM)
こんにちは。はじめまして。
書き込みありがとうございます。 どちらにお住まいですか? 即時型は認めてくれる病院は多いと思いますが、 遅延型については、難しいこともあると思います。 お米は陰性でも症状が出ると言われる方が周りにも多く (うちの子たちもそうでしたけど) まだ6カ月だと、数値化されない場合もあるので (1~3歳で数値に出てくるお子さんも) 主食でもあるが故、なかなか理解が難しいこともあるようです。 お役に立てるかどうかわかりませんが、 お住まいなど書きづらい場合は、下記のメールフォームでメールください。 http://form1.fc2.com/form/?id=457224 (October 2, 2013 07:37:40 PM) |
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