ワールドカップ デンマーク戦
ワールドカップ・デンマーク戦について、特に書くつもりもなかったのだが、あるリンクさんの記事を見て,やはりお答えしなければ・・・と思ったその記事は、こういう文面である----「あの球運びでシュートできるのは当たり前。別に本田選手じゃなくても誰でもできる」と批判する記事も見かけるけど」----私は以前、私のブログで次のように書いた「カメルーン戦の本田のシュート自体は、それほど難易度の高いシュートではなかった むしろそれに至る,遠藤のピンポイントスルーパスと松井のピンポイント・クロスの方が評価されるべきだ本田選手だけがむやみにヒーローとして持ち上げられるのは、素人の意見っぽくて、ちょっとどうか?」どうも、この私の記事が、その「批判する記事」らしい(推測である)この方と同様に感じている人もいるかも知れないので、くどくなるが、私としては徒労なのだが、説明しておきたい~~~~~~~~~日本国民のみんなが、本田のゴールに熱狂するのは当然だろうただ、私としては,もう少しだけ上のレベルでの話を、ちょっと技術的なことを、私のブログ限定で、話したかっただけのことであるカメルーン戦での本田を私は批判などしていない不慣れなFWで良くボールをキープし続けて、日本のポゼッションをあげたし,日本チームの体制立て直しの時間を稼いだし、運動量も素晴らしいし言うことは無しであるただ、あのゴールに限っては「遠藤のピンポイントのロングパスと松井のクロスがあってこそのものだ」と書いたのだもちろん、本田も、松井の折り返しに反応して、ファー・ポストに位置を素早く移し、クロスを胸でトラップして真下に落として、素早く流し込んだ見事であるただ、あのシュート自体は、技術的には、プロの、それもワールドカップ出場のサッカー選手なら、かならず決めないといけないレベルの難易度であって、反対に、もしあのシュートが決まらなければ、それこそ大変だった・・・だれのアシストもなく、センターライン近辺から超ロングシュートでゴールネットを揺らすという種類のゴールではないのである三つのナイスプレーが連続・連携してのゴールであるだから私は、本田のシュートばかりもてはやすのは、ちがうのじゃないの?と書いたのだサッカーでは、アシストの方が、ゴールより評価されることも多いわかってくださればいいのだが、さもなくば、しかたがない~~~~~~~~~関連して、私のブログスタイルについて書いてみたいある意見が、私のブログに書き込まれた私が在仏の気まぐれでやっかいな某コメンターさん(笑)と口げんかをしていた最中(笑)である「(相手の)話を聞きましょうよ けんかじゃなくて議論なんだから ブログの醍醐味は,いろんな意見を聞くところにあるんだから」つまり、この私は、ー相手の意見を聞かないーしかも議論ではなくけんかをしている・・・と言うご意見であるしかし第一に相手の言うことを聞くと言うことは、相手の言い分に同意するということでも無いはずである私は、相手の言うことをじゅうぶん聞いたからこそ、その上で、承伏しかねるポイントについて反論していたのだし(笑)それに、第二素朴な疑問だが、私が,私自身のブログの中で討論、またはけんか(笑)をして、どこがわるいのかな~?(笑)私は今まで何年間も、この、やり合う時は遠慮無くガチンコというスタイルで来たし、それがブログの醍醐味のひとつだとも思っている(オイオイ)現実生活でも、いつも仲良く友愛なんてあり得ないし、品格の無い基本スタンス(笑)に対して、いまさら親切に意見されても、実は困るのである(笑)ただ、けんかが終わったら、少なくとも私は、あまり根に持たないし、コメンターさん達も、けろりとしてまたコメントしてくるしかし、それでもまだ根に持つ(しつこい)(笑)人達は、去って行ったそれでいいじゃん?去る者は追わずであるブログでは、一銭ももらっていないのだから、気質・相性の合わない人と、話し合わなければならない義理は「全く」ない~~~~~~~~~サッカー話題に戻すがそれにしても、本田は、私の想像以上にすごい能力を持っていたオランダ戦では,あまり機能していなかったようだが、デンマーク戦でのフリーキックと三点目のアシストなどのボールハンドリングは、世界レベルである遠藤のフリーキックその前の本田が左利きだったので、軌道が反対だったのも幸いしたそれに何よりも当然本田が蹴るものと,オランダのキーパーは考えていたと思うしかし、ミドルシュートの強烈さは本田だが、それに中村俊介のフリーキックは世界的に有名だが、PKなどにおける正確性とテクニックでは、むしろ遠藤の方が上だというのは、知らなかっただろう(笑)それと、松井がゴール前で、自分の背中へのパスを後ろ足のかかとにかすめさせて,タップシュートを打ったが(キーパーの足にはばまれたが)あれが決まっていれば、大会屈指のミラクルシュートと世界で評価されていたはずである惜しい~~~~~~~~~いままで酷評された岡田ジャパンが,今や,最高の持ち上げられようである私は,今までのトルシエ・元全日本監督の予想とほぼ同じような意見を持っていたつまり、カメルーン戦は、守備を固めよオランダ戦は、主力を休ませよデンマーク戦は、死ぬ気で戦え岡田監督が初戦のカメルーン戦で、阿部勇樹をボランチの底に持ってきて、守備固めをしたのが成功のはじまりつまり、徹底した守備体制これで、日本のサッカーが、ようやく落ち着いたそれで、カメルーンに得点させなかった事により、自信を得たさらに、オランダ戦の惜敗で、一点だけに抑えて、さらに自信となりデンマーク戦では、確信となった守備があるから、攻撃にも、ボール回しにも余裕が生まれたこれがポイントだと、私は思ういつもは、守備にも不安があるから、攻撃は及び腰だったし、あせってミスが多かった日本のように、攻撃力のないチームは、まず守備固めが効果的らしいそれと、攻撃力は弱い日本だが、セットプレーだけは、日本の得手であるそれが今回生きたこのセットプレーでの2点で、前がかりの全面攻勢に出なければならなかったデンマークその陣形が伸びきって、その間を日本がカウンターで突いて3点目につながったそれに、日本のFWは、世界的に見ればレベルが落ちるとは言うものの、今回起用された松井・大久保のFW二人は、よかった松井は世界レベルのテクニックを見せたし、大久保は動きがすごく切れていたカメルーン戦で、松井のクロスに対処するカメルーンのDFが二人、大久保の身長はそれほどでもないのに、切れている大久保を警戒するあまり二人がかりで大久保に寄ったからこそ、本田がファー・ポストで完全フリーになれたと思う私は、デンマーク戦では、ポストプレーが出来ない、オランダ戦ではそれほど機能していなかった本田は、本来のMFにもどして、代わりに小柄で俊敏な、玉田や岡崎を起用して、大柄で動きが鈍いデンマークのセンターDF二人を攪乱すればいいと思っていたが、それも良かったとはまだ思うのだが、やはり、本田のフリーキックがすべてを制したと思う本田君を過少評価していた私が、悪かった素直に謝ろう彼は、本当にワールド・レベルだ