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うたたねの詩

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2020/05/17
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カテゴリ:BLACKLIGHT 再起
戻ってきたヨーディは新たな配属先へと向かう。
「本日より、お世話になります」
すると、奥の方からどたどたと騒がしくなる。奥から出てきた大男はヨーディを見るなり、
「お前が、そうか!そう畏まるな。
 うちの預かりとはなっているが、自由に出入りしてくれればいい」
どうやらヨーディのことは覚えていないようだ。
(そりゃ、覚えてないか。あのときにちょっと会っただけだもんな・・・)
「よろしくお願いします。隊長」
今後は護衛隊とともに訓練に励みながら、個別の任務に対応していくことになる。

イグリスでは、バフタールとの交易問題が沸き上がってきている。
少し前から価格の見直しを迫っているが、それから話は滞っている。
同盟関係であるため、強く主張しているわけではない。
また、経済的な格差は明らかであることもその一因となっている。
しかし、このまま黙ってみてはいられないという意見が出る。
反対意見として、この状態のままを保っていれば、
いずれは反発する力すらなくなるであろう、と述べる者もいる。
「今もなお何かを企んでいる可能性があります」
企んでいるということで思い浮かぶのは、兵器の開発だ。
とはいえ、イグリスもまた兵器開発に着手しているが、
思うような成果には至っていない。
「今なら兵力差で押し切れます。今こそ後顧の憂いを絶つべきです」
兵力差についても疑問符がつく。
「万が一にでもフューリッドやゼリクトアがバフタールにつくようなことになれば、
 追い込まれるのは我々の方だぞ」
「そうならないために人質がいるのではないですか!?」
人質を使えばうまくいくとは思われるが、そのあとの関係に悪影響を及ぼす。
「よくそんなことが言えますね?
 あの計画を立てた人の口から出てきたとは思えません」
あの計画とは、バフタールの船を襲わせておいて、
その犯人をフューリッドに擦り付け、レイトを引きずり落とそうとしたことだ。
「あの計画がこの現状を生み出していることをお忘れなく。
 もうすでにフューリッドが疑心を抱いていることは容易に想像がつきます」
「状況は刻々と変化する。変化に応じて考えるのが私の仕事です」
話し合いは結論まで至らず、現状を維持させるしかない。





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Last updated  2020/05/17 12:00:07 AM
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