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うたたねの詩

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2020/06/21
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カテゴリ:BLACKLIGHT 再起
レイトは納得して一呼級置く。
「配置転換したとしても根本的な解決にはならない。
 士気の問題については、それこそ隊長に頑張ってもらうしかない」
レイトは手紙の内容について考えている。
(今はどうすることもできねぇ。そもそもどうするつもりもないが。
 余計な手間をかけさせちまったな・・・)

ビルクたちはようやく気を楽にして談笑している。
ヨーディが国外に出ていたことを聞いて、ビルクは驚いている。
「俺より先に国外に出やがって。どうだった?」
ヨーディは見た感じ、そこまでの差はないと率直に言う。
ただ、ところどころに過去の戦争の爪痕が残っていて、
フューリッドからも攻め込んでいたという証拠を目の当たりにする。
「チッ。着々と名実ともにエインテルになってんじゃねーか」
そこでヨーディはアロギラに面と向かう。
「エインテルとしての立ち振る舞いを教えてもらえませんか?」
畏まった言い方をするヨーディを見てビルクはにやついてちゃちゃを入れる。
一方でアロギラはレイトに言ったことを繰り返す。
肩を落としたヨーディにアロギラは付け加える。
「お前はお前が思うように、レイト様を支えていけばいい。
 昔と今じゃ、ここも周りの国々も状況が違うのだからな」
満足げに話しているアロギラに対してもビルクはにやついている。
「こういう話をしようとずっと考えてたんだろ?満足したか?」
「お前も他に言うことはないのか?まともに話す機会なかったであろう?」
ビルクは言いたいことは以前と変わってない、と言ってから付け加える。
「レイトには直接言ったし、その上での言動なら、
 ヨーディに言われて考えを変える可能性は低いかもしれねぇ」
ビルクの頭にヨーディがレイトに論破される姿が目に浮かぶ。
それよりも何よりもまず、ヨーディがレイトの近くにいないのが問題だ。
「こればかりはイグリスの壁をどう超えるか、じゃな。
 信頼を得るしかないのはそうだが、完全に得られるものでもなかろう」
無理難題なことを言われているようで、ヨーディは怒りと困惑の色を示す。
だが、ビルクはある考えを持って口を挟む。
「今までならそうだった。が、これからもそうだとは言い切れない」





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Last updated  2020/06/21 12:00:06 AM
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