R わたしのブログ　徒然日記　山歩き

　滝本北谷を遡行しました。谷の入渓者は多いのか、踏み跡は多くところどころにロープがあるので助かる。植林も盛んなようである。苗木とそこにシカ避けのネットが張ってあるところを利用して降りた。
　それぞれの滝は素晴らしく、いい名前が付けられており、由来を考えるのも楽しい。歴史的に由緒があるのだと想像した。ただ、自然林が少ないことが残念だ。
　入渓口の手前はがけ崩れによって車が通れなくなっており、さらに前方右側は山崩れが起こっていた。帰りに利用した168号線の災害復旧はかなり進んでいて、う回箇所はあったが全線通行可能であった。前日は「羽津子さん茶屋」を訪れて、久しぶりに旧交を温め楽しいひと時を過ごした。
　遡行の記録は多くアップされているので利用させてもらった。私たちのとった下山方法は、終了点（水の取り入れ口）から滝本本谷まで明瞭な道を歩き、そこから滝本本谷を滝が現れるところまで本流を下り、そこからシカ避けのネット沿いに踏み跡をたどって下山した。シカ避けネットのところではイバラに悩されたが、そこを過ぎると踏み跡が明瞭となりテープや赤い標柱があった。途中、水路を見たが、関西電力がこのような水路を引いて発電していることに感心させられた。
　それにしても南紀の沢は素晴らしい。今回で３回目、また来たいものである。

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