テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:高校野球
今日、午前10時13分。
ボクは高校野球・埼玉県大会が行われている県営大宮球場の スタンドにいた。 突然、スタンドが大きく横にグラグラと揺れた。 そして、その揺れはしばらく続いていた。 日本ハムやロッテの応援席じゃあるまいし、 いったい何だ、こりゃ? と思っていたが、近くの人が「地震だ!」と叫んだのを聞いて 合点がいった。 携帯電話から調べると、新潟沖を震源にして新潟地方に震度6 の地震が襲ったという。 -------------------------------------------------------- その最中、埼玉の強豪・埼玉栄高が川越総合高と対戦していた。 埼玉栄のエースは、身長168cmと小柄な右腕・天城翔投手 (3年)。投手でありながら、スタメンの選手の中で一番 小さいんじゃなかろうか。野球能力の優れた選手たちが100人 以上もいる大所帯にあって、この身長で(失礼!)エースナンバー 「1」を獲ったのは立派。 選手名簿を見ると「新発田東中学」出身と書いている。 新発田---というからには、新潟県出身の選手なんだろうか? だったら、実家は大丈夫なんだろうか? こういう時、試合中であっても監督は本人に伝えるのかな? などと、あらぬことを考えながらの試合観戦となった。 埼玉栄・天城投手。 変化球を操りながら、ここぞというときには球質の重そうな直球 をズバッと投げる。それが面白いように決まった。といっても、 せいぜい130km台後半ぐらいのスピードだったろうか。 ただ打者からは、もっと速く見えたに違いない。バットがピクリ とも動かなかったシーンが何度かあった。 試合は埼玉栄高が7-0(8回コールド)で勝利、次にコマを進めた。 これから、どんどん強力打線が天城投手に立ち向かってくる。 その時、どんな投球を見せるのだろうか。ぜひ勝ち続けて 「小さな大投手」という称号を手に入れてほしいものだ。 --------------------------------------------------------------- 「小さな大投手」---。 天城投手を見ていて思い出したのは、元祖「小さな大投手」と呼ばれた 福島・磐城高の田村隆寿投手。身長165cmながら、甲子園であれよ あれよという間に勝ち進み、決勝で神奈川・桐蔭学園高に0-1で惜敗 した。実はこの1点が、田村投手の甲子園での初失点。 結局、ボクを含めた東北人の悲願・深紅の優勝旗の「白河越え」 がならなかった。 1971年(昭和46年)の夏、いまから36年も前のことだ。 いつもご協力をありがとうございます。 人気ブログランキングに参加中です。 クリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.16 15:19:18
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