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あま野球日記@大学野球

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2007.07.16
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テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:高校野球
今日、午前10時13分。
ボクは高校野球・埼玉県大会が行われている県営大宮球場の
スタンドにいた。

突然、スタンドが大きく横にグラグラと揺れた
そして、その揺れはしばらく続いていた。

日本ハムやロッテの応援席じゃあるまいし、
いったい何だ、こりゃ?
と思っていたが、近くの人が「地震だ!」と叫んだのを聞いて
合点がいった。

携帯電話から調べると、新潟沖を震源にして新潟地方に震度6
の地震が襲った
という。

--------------------------------------------------------

その最中、埼玉の強豪・埼玉栄高が川越総合高と対戦していた。

埼玉栄のエースは、身長168cmと小柄な右腕・天城翔投手
(3年)。投手でありながら、スタメンの選手の中で一番
小さいんじゃなかろうか。野球能力の優れた選手たちが100人
以上もいる大所帯にあって、この身長で(失礼!)エースナンバー
「1」
を獲ったのは立派。

選手名簿を見ると「新発田東中学」出身と書いている。
新発田---というからには、新潟県出身の選手なんだろうか?
だったら、実家は大丈夫なんだろうか?

こういう時、試合中であっても監督は本人に伝えるのかな?
などと、あらぬことを考えながらの試合観戦となった。

埼玉栄・天城投手。
変化球を操りながら、ここぞというときには球質の重そうな直球
をズバッと投げる。それが面白いように決まった。といっても、
せいぜい130km台後半ぐらいのスピードだったろうか。

ただ打者からは、もっと速く見えたに違いない。バットがピクリ
とも動かなかったシーンが何度かあった。

試合は埼玉栄高が7-0(8回コールド)で勝利、次にコマを進めた。
これから、どんどん強力打線が天城投手に立ち向かってくる。
その時、どんな投球を見せるのだろうか。ぜひ勝ち続けて
「小さな大投手」という称号を手に入れてほしいものだ。

---------------------------------------------------------------

「小さな大投手」---。

天城投手を見ていて思い出したのは、元祖「小さな大投手」と呼ばれた
福島・磐城高の田村隆寿投手。身長165cmながら、甲子園であれよ
あれよという間に勝ち進み、決勝で神奈川・桐蔭学園高に0-1で惜敗
した。実はこの1点が、田村投手の甲子園での初失点。

結局、ボクを含めた東北人の悲願・深紅の優勝旗の白河越え
がならなかった。

1971年(昭和46年)の夏、いまから36年も前のことだ。



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Last updated  2007.07.16 15:19:18
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