|
カテゴリ:泥染めバッグ
人気シリーズを一気にいくつも作りました。M女史が同じ作業はいっぺんにやりたいというので最近はひとつ注文があるとひと固まりにして作業をするのだけど、結局はついつい色々なバージョンをつくってしまう。
1.梅模様の厚底ミニバッグ黒に茶玉 ちょこっと高さがあるので中身を山盛りにして巾着を閉じると四角い形になるが、すっぽりと沢山入る。小さな手土産を入れて、ちょこっとお出かけするのに最適!この泥染黒のシンプルなデザインは無難でとっても使いやすい。 ![]() 2.梅模様厚底ミニバッグ・ダブルピンク 慎重にピンク系を染めてグレーと合わせた新しいバージョン。この色自体が偶然生まれた色だったし、ほんの少しの布しか染められなかったので、今後再現できるかは分からない。ピンクを一色だけにしたりも試している。さて、お客様の反応はどうなのかな~?意外と黒の方が人気が高いと思ってるケド。 ![]() 3.梅模様の厚底ミニバッグ・ぶどう色と黒アレンジ・赤玉 このブドウ色はグレーの泥染をさらに染めて生まれた。実は新しい色ができて感動している。今回のシリーズは、巾着のふたの部分をガーゼの柔らかいコットンを染めたものを使い、裏地はほとんど見えないのに厚手の生地を草木染めたものを用いてとても贅沢!!。 ぶどう色っていうか、「小梅ちゃん」の色!!まさに。 ![]() 4.梅模様の厚底ミニバッグ・オレンジとグレー・緑ビーズ オレンジっぽく見えるのは、マホガニーの木の皮の染料で染めた茶色で、最初の数回だけだと鮮やかなオレンジになることがある。 ![]() どれも梅の模様だから、大きな一枚の布を切って分けていると思われるかもしれないけど、実はすべてバッグに必要なサイズに切った小さい布に、一枚ずつ模様を描いてもらったので、梅は梅でも、ちょっとづつ違う。 もしも梅ではない模様の一部を中央に使用したとしたら、全然違うバッグになってしまう。 今回は昨年作った梅模様のミニバッグを気に入られて、「色もサイズも同じものを」と希望されたので、色々試してましたが、模様が違うと同じには見えないのだ。なので、「梅模様」にこだわっていたのだけど、何カ月もかかって、やっとそれができてきて、その後もさらに梅、梅、梅、でどんどん梅が仕上がって届いたのでびっくり。どんだけ作ったんじゃい。 ![]() これはまだそのままです。カットして使うつもりだったけど、なんだかもったいないので。 ちなみに、「梅」と私が勝手に名前をつけているだけで、彼らは花のつもりでもないと思う。 梅の花のとなりに並ぶ模様がメインだと考えると花は存在しない。割と昔から出てくる安定した繰り返し模様がベースになっているのが分かる。南十字星かな。 ふむ、私は泥染&シピボ模様の研究家であるぞ笑。 それにしても。使えないほど大きな梅や、小さな梅や、雑な梅もあったから、すぐに求めた梅には出会えなかったのだけど、やっとやっと長い経過の後に、望むものに近付けた次第。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.05.04 13:21:54
コメント(0) | コメントを書く
[泥染めバッグ] カテゴリの最新記事
|