裏切りは僕の名前を知っている 『贖い』 (後編)
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 「あっ、やめ・・・て・・・あ、ああっ・・・」 シルクのパジャマを捲し上げられて胸に舌を這わせられた。 夕月は抵抗する素振りを見せたが、ルカはおかまいなしに 夕月の身体を弄る。パジャマのズボンまで脱がされて、 あらわになった下着に手をかけられた。 「あ、ダメ。」 夕月は脱がされそうになった下着を手で押さえた。 「何でダメなんだ?」 ルカが怪訝そうに聞く。 「だって朝だよ。黄昏館のみんなに声が聞こえちゃうよ。」 「かまわない。聞きたい奴には聞かせておけ。」 ルカはそう言うと、下着を剥ぎ取った。そして、夕月の少し 立ち上がりかけたものにキスをした。 「ひゃっ。」 夕月は自分の出した声に恥ずかしくなって、思わず、手の 甲で口を押さえた。ルカが丁寧に舐めあげ、口に含むと、 それはみるみる大きくなって、先端から蜜を洩らすほどに なった。ハアハアと肩で息をする夕月にルカは 「先に1回イクか?」 と聞いた。 「あ~、いや、入れて。お願い。」 夕月が濡れた瞳で懇願した。ルカが夕月の中に入ってきた。 何の準備もしていないのに男を受け入れるのに慣れたそこは なんなくルカを受け入れた。ゆっくりと差し入れられたものに 夕月の体内はねっとりと絡みつく。傷つけるのを恐れてじっと しているルカに夕月はじれったさを感じた。もっと深く繋がり たいとせがむように腰を浮かす夕月に応えるようにルカは腰を 動かした。最初は相手を気遣うように優しく、そして、次第に 強く突き動かすルカに夕月は淫らな声をあげてしがみつく。 「あっ、ああ~、い、いい~、イク~」 「一緒にいこう。」 ルカが夕月に口づけした。甘く蕩けるような口づけと共に 二人は絶頂を迎えた。 朝食の時間はとっくに過ぎていたが、夕月はルカの腕に 抱かれて先ほどまでの快楽の余韻に浸っていた。どんな 痛みでもどんな苦しみでもルカがいれば乗り越えられる。 運命を呪う前に二人で生きていこう。人々を救う使命は 愛ゆえの贖いだとしても・・・ 夕月は裏切りの印にそっと口づけをした。 (完) 【送料無料選択可!】裏切りは僕の名前を知っている 第3巻 [限定版] / アニメ価格:5,876円(税込、送料別)