これは、フィクションで現実のものとは関係有馬温泉（ありません）
西暦２２２２年
インターネットや脳科学や遺伝子工学は劇的に進化をしました。人々はまるで、夢を見るようにネットの仮想世界に意識を転送していろいろなことを体験して、宇宙や世界中を旅して、着たい服を着て、おいしいものを食べて、仮想世界に家も建てて生活することができるようになりました。
格差社会がひろがって、年貢制度が破綻して世界の人口爆発と外国に食料品を買い負ける食糧不足の対策がとられるようになりました。
国は低所得者の人々に本物のごちそうは食べられないけれど、カロリーフードテンテキを食べていても、仮想世界で豪華絢爛の料理を食べたように感じたり、仮想世界だけど、衣食住などで、豊かな生活ができるバーチャル政策がすすめられました。
そんなある日、インターネットの仮想世界に新型ウイルスが発生して、世界中に広がっていきました。
ネット世界にアバターとしてメタファライズした自分の分身がインフルエンザウイルスに感染すると、他の人とかかわることで、感染が広がって、リアルワールドの現実世界にもどっても、脳の一部がウイルスに感染してしまう恐ろしい病気です。
しかも、自宅のメタファライズして、ネットサーフィンするパソコンにもウイルスが感染して、ごみ箱に捨てて削除したはずのデーターが復元されてすべてのデーターが盗まれてしまいます。
サイバーナキストによるサイバーテロの新型インフルエンザウイルスTONKORERAです。
「エマージェンシー、レギンス戦隊集合！」
スパッツのレギンス戦隊が、はちべえ司令官によって、集まりました。
はちべえ
「おにゃん、いりこ、ちくわ、ギャル猫、ねこはん すぐにダイブインして、新型ウイルスを駆除してほしい」
みんなは、アイソレーションタンクに入って、意識の電位をインターネットにある仮想世界に同調させて転送して出動します。
おにゃん
「ダイブイン！」
みんなは、レベル１の仮想世界に到着しました。
階層レベル１の仮想世界は現実の世界のように電車や地下鉄、飛行機、船などがあって、インフォメーションセンターの検索エンジンから宇宙や世界中を旅することができるようになっています。
人々
「こほんこほん」咳をして熱がでて、新型ウイルスTONKORERAにかかっているようです。
サイバー救急車や医師がトリアージで対策をしていますが、あまりにたくさんの人が感染して、ワクチンもなく、ほとんど感染した人を隔離するだけにとどまっています。
おにゃん、いりこ、ちくわ、ギャル猫、ねこはん
「一筆奏上！ プリクラメタボリックシンドローム ！！」
おにゃんたちは、レベル２、レベル３のより深い階層へダイブインするために変身して、ダイブインロボを合体させました。
はちべえ
「ファイナルフユージョン 承認！」
おにゃん、いりこ、ちくわ、ギャル猫、ねこはん
「チュニックレボリューション！」
それぞれのチュニック、レギンス、ミュールやトップスが合体して巨大ロボットにコーディネーションしました。
みんなは、ロボットに乗り込むと、一気にレベル６までもぐりました。
レベル６は、意識レベルになります。さらに未那識（まなしき）、レベル８の阿頼耶識（あらやしき）世界が広がります。
レベル６に到着すると、新型ウイルスTONKORERAが暴れまわっていました。
みんなの記憶を次々と食べて、どんどんウイルスが増えていっています。
おにゃん
「ディスィフェンクションソード！ 変異抜刀かすみぎり～」
いりこ
「前衛クロスゲージオープン！ 波動次元破壊ミサイル ノードン」
ちくわ
「ウイルス捕獲バリヤーフェンス！ マカフシギィー」
ギャル猫
「必殺、ウイルスセキュリティオー」
レギンス戦隊は、みんなが必殺技を出しましたが、効果がありませんでした。
新型ウイルスTONKORERA
「泣け わめけ～」
おにゃん
「こうなったら、伝説の巨人をよみがえらせるしかないわ」
ちくわ
「伝説の巨人って？」
おにゃんたちは、レベル９まで一気にもぐって、伝説の巨人に会いに行きました。
おにゃん
「じゃあ いくわよ！ びっくりどっきり変身アイテム！ そういって、伝説の巨人の口の中にウイスキーボンボンを放り込みました」
伝説の巨人 快獣あみどん
「がお～ がお～」
ずしん、ずし～ん、地響きをたてて、快獣あみどんが動き出して、レベル６まで追いかけてきました。
新型ウイルスTONKORERAとはちあわせしました。
新型ウイルスTONKORERA
「泣け わめけ～」
快獣あみどん
「がお～ がお～」
快獣あみどんの顔色が悪くなって、ゲロゲロ攻撃をだしそうになりました。
新型ウイルスTONKORERA
「ひえ～ 冷え～ こりゃたまらん」
新型ウイルスTONKORERAは、一目散に逃げていきました。
しばらくすると、快獣あみどんは、ぐ～、す～ちょき、ぴ～ぱ~ とおおいびきをかいています。
おにゃんたちは、巨大ロボットで、あみどんをしばりあげて、レベル９までつれてもどりました。
でめたし、でめたし
