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カテゴリ:社会福祉関係
無料で市営地下鉄やバスを利用できる「敬老パス」について、来年度から乗車ごとに一律50円の運賃と年間3000円の更新手数料を利用者に求める制度変更をがされるようです。
敬老パスの利用者は昨年度約33万人で、事業費は約84億円。新制度では20億〜30億円削減されるようです。 いろいろな考え方がありますが、私は大阪市内とほんの数メートル離れた市街で有料か無料がきまってしまうので、大阪市内に近いとこに住んでいる高齢者で、友人同士なのに、いっしょにどこかへ出かけて、大阪市の田中さんは無料で、市街の中田さんは往復で500円~1000円というのは、なんとなく不公平に感じてしまうというのがあるので、割引をするなら市内だけじゃなく、府内が割引になればよいのに・・・ なんて思います。 それから、今のところどうなるかわかりませんが、障がい者のフリーパスチケットというのがあります。 大阪市内に住んでいる精神障がい者は 手帳で3級の人が地下鉄、市バスが半額 手帳で2級、1級の人は地下鉄が全額無料になるフリーパスチケットというのがあります。 地下鉄が民営化されるといずれは有料化される可能性がありますが、これも大阪市内と市街では大きな差があります。 割引の内容「障害者手帳」の等級に応じて、市営交通(地下鉄、ニュートラム、バス)、OTS料金を割引します。 ●●●●●「大阪市精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)」をお持ちの方。●●●●● 1級:10割引(同乗する介助者1名も含む) 2級:10割引 3級: 5割引 ※12歳未満の小児については、等級にかかわらず10割引(同乗する介助者1名も含む) ●●●●●体障害者手帳・療育手帳の割引●●●●● 本人・介護人とも5割引 大阪地下鉄の駅に近いところに住む大阪市街の障がい者は、フリーパスチケットをうけることができなくて、たとえ1級でも全額負担になるようです。 たとえば、障がい者1級の人工透析で週に3回地下鉄を使って通院する場合でも、手帳を見せて切符を買った時の割引がなくて全額負担になります。 さらに定期券の割引もつかうことができないので、定期券を買って通院する場合でも月額1万円など全額負担になるようです。 定期券の割引については、大阪市以外の福祉事務所で聞くとよくわからないようで実際に駅で定期券を買うと、市内に住んでいないと全額負担になるようで、これはなんとなく不公平のように思いました。 人工透析で週に3回以上通院する場合はほんとに高額な負担になってしまって、ほとんどの市で通院の補助がでないようです。 大阪市内に住む場合は、フリーパスチケットがもらえて、障害の軽い人だと遊ぶために地下鉄や市バスに乗り放題になるのに・・・ せめて通院に使う場合、障がい者の割引が使えるようになればよいと思うのですが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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