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札幌に来る人がいたら必ずここに行って欲しいと伝えている場所『レトロスペース坂』。蒐集家の坂一敬館長の膨大なコレクションを見る事が出来る貴重な場所だ。
昨年の12月にも書いたが、坂ビスケットが存続の危機とのことで、そんな事はあってはいけないと強く思ってるんだけど、どうしたらいいものか。大友さんもフェイスブックに記事を書いてくれている。 レトロスペース坂には、生活に密着したものもあれば、猥雑なもの、何故これを集めてしまったのか不思議なものなど様々なものに溢れている。全てのものには物語があり、坂一敬館長の哲学が体現された場所なのだ。 現在、坂ビスケット側からこの場所の閉鎖を求められているとのことだ。ここが好きで通う常連さんもいれば、全国各地にレトロスペースのファンがいる。地方のお菓子工場としては、異例の宣伝効果だと思うのだが…。 昨年、二階の窓に置かれていたマネキン達が撤去されていた。このマネキンの意味も理解しようとせずに、気味が悪いだ卑猥だと批判する。ほんのひと時使用して沢山のものが捨てられていく。人間も同じではないか。自分は棄てられる側なのではないか。坂館長はそう考えてマネキンを拾ってきた。女性だし、服を着せなくちゃと思った。知り合いの女性が昔は下着が高かった。高いから大切な時に着ようと思ったら結局着れなかった。と寄付してくれたという。坂館長は全てのストーリーを知っているが、こちらから尋ねなければ、語ろうとはしない。各々が感じたままでもいいし、話しかければ、訥々と答えてくれる。 ここに沢山のミュージシャンやダンサーを連れてきたが、みんな強烈に気に入ってくれた。板橋文夫さんは、笛吹童子の上映会(全て観たから6時間くらいかかった!)をやって、その後に昔自分の家にあったものと同じ足踏みオルガンでライブをやった。レコードコンサートもよくやっていて、多くの常連の方の癒しのスペースになっている。 札幌でどこかお勧めある?と聞かれたら、レトロスペース坂だよといつも答えている。 この場所が大切だと思う。どうしたらレトロスペース坂を存続出来るだろう。 常連さんが作った坂ビスケットのビスケットで作った人形。とても可愛いです。 板橋文夫さんが、ここにある足踏みオルガンを使ってライブをしました。 この日は、笛吹童子を上映して、子供の時に観たのを思い出しての演奏。ピアノがまだない時にこれと全く同じ足踏みオルガンだった!!と板橋さん。渡良瀬の演奏は素晴らしかった! 次回は紅孔雀もやらなければ!と板橋さんとも話をしているのだ。 ボーカルのルナさんと。坂ビスケットオリジナルのマスクをかぶって。 歌とピアノのシューミーさんとギタリスト加藤崇之さんとも昨年来た。2人ともこの場所は凄い!と感動していた。 タップのレオナとコントラバスの田嶋くん。坂ビスケットの外で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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