浅倉ユキ（あな吉）の、ゆるベジごはん

いま、台所でボーっとしていたら、ふと、へんなことを思いついてしまいました。

あのね、うちには、とてもおいしいぬか床があるのですよ。

・・・そう、ぬか床。
ぬか床って発酵していて、微生物がいっぱい住んでいるんですよね。
ってことは、酵母菌の宝庫ということ。
それって、言い換えれば天然酵母ですよね。
じゃあじゃあ、ぬか床をつかったら、パンが膨らむんじゃーないんでしょうか！！！
さて、どうなんでしょ～～～？

なんとなく、ぬか床って「食べ物ではない」＝「食べてはいけない」イメージだけど、
しょせん、ぬか、だもんね。汚いわけじゃないでしょう、別に。
「洗ってないから」という人もいるかもしれませんが、
わたしは同じぬかで、ふりかけを作ったりお菓子に入れたりしちゃってるので、
とくにぬか床だけを避ける理由もない。

・・・というわけで、ちょっとぬか床を食べてみましたよ。おそるおそる。
うん、ちょっとぬかくさいね　（←当たり前）
でも、意外と、それほどまずくもない。
ひとにぎり小麦粉に混ぜるぐらいなら、においは消えちゃうんじゃないかな。
考えたら、こだま酵母だって、ホシノだって、きっとそのまま味見したらまずそうだし・・・
焼いちゃえば、この味が残るとは限らない。ような気がする。

うちのぬか床ちゃんは、契約栽培された玄米の米ぬかだけを投入した、
由緒正しい（？）ぬか床なんだし。
これは、わたしとしては、やってみないわけにはいかないでしょう！

●材料は、小麦粉・水・うちのぬか床・塩。いろいろ入れずに、シンプル・イズ・ザ・ベスト。

●作り方もシンプルに。全部をこねこねして、膨らむまで一次発酵させて、２倍になったらガス抜き。
丸め直して二次発酵はしようかなーどうしようかなー。最後はオーブンで、大きくじっくり焼く。

ぬか床酵母パンの味イメージは、酸っぱくて茶色い、なんちゃってドイツパン。
ライ麦も、サワードゥも使わずして。

さて、日本の伝統ぬか床が、本格欧風パンへ、無事変身をとげられるか！？
これは近日中にぜひ実験して、またご報告したいと思いますっっ。乞うご期待。

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