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コムスン:信用に大ダメージ 経営責任あいまい 毎日新聞 2007年6月9日 0時04分 「顧客サービスと雇用の確保を優先した」--。8日、会見したグッドウィル・グループの折口雅博会長は、子会社の訪問介護最大手、コムスンを舞台に繰り返された不正行為について、「悪意」がなかったことを強調した。しかし、今回、明るみに出た不正や厚生労働省の行政処分を受けた後の対応から浮き彫りになったのは、同グループのずさんな経営体質そのものだ。折口会長は自らの責任を認めながらも、現職にとどまるといい、経営責任の取り方があいまいだとの批判が高まりそうだ。 「志と理念を持って取り組んできたことに強い信念と自負を持っている」。折口会長は会見で、介護事業に対する強い思い入れを語った。しかし、実際にコムスンが繰り返し行っていたのは「処分逃れ」とも言える事業所の廃止。処分を受けると、今度はグループ内の別の企業への事業の譲渡を打ち出し、「処分を骨抜きにするもの」と強い批判を浴びた。 折口会長は、コムスンの事業所廃止について、樋口公一社長から事前に相談を受け、「(厚労省の)指定取り消しを受けると運営できなくなる」と言われて、自ら認めていたことを明かした。介護サービスを継続させるためというが、不正に対する認識の甘さは否定できない。 この日の会見では、不正に関する社内調査について質問が出たが、コムスンが事業所開設を申請した際、提出した計画の記録書類が約半分も行方不明になっており、ヘルパーの水増しなど実態さえつかめていないことが判明。管理体制の不備を露呈した。 また処分を受けた後も、自ら情報開示することをせず、この日の記者会見も、報道機関から再三の要求を受けて、ようやく開いたものだった。【平地修】 ホンモノじゃない。あのオトコの涙は偽物だ。「志と理念を持って取り組んできた」なんてウソだ。ホリエモンと同じ企業利益至上主義で社会貢献や顧客なんて視点の無い経営だ。この事件のほかにもグッドウィル・グループには問題がある。こんな確信犯的経営者を許してはいけないぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.09 01:28:55
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