195972 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ルネサンスより未来へ

ルネサンスより未来へ

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

遊星人You

遊星人You

Calendar

Favorite Blog

ゆげのブログ ゆげ_さん

Comments

ぷぅにゃん@ やってみ べっ、べつにあんたなんかに興味は無いん…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
masashi25@ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
sachiharu1718@ こんにちは。初めまして。 カトリックのタグから舞い込んで来ました…

Freepage List

Headline News

ルネサンスより未来へ 第一部
70年150年周期説の発端(有り得ない類似性、相似性)
2002年2月。世界の歴史「ルネサンス」の年表を見ていた。
すると、ある事がひらめいた。(以下はハロルド・N・モルデンケ、アルマ・L・モルデンケ共著『聖書の植物』奥本裕昭編訳、八坂書房刊、P.52~55参照)
【オリーブを挿し木したまま放置すると野生化し、自由に伸びた枝が絡み合ってやぶのようになり、役に立たない小さな実しか結ばない。
野生のオリーブは栽培されたオリーブから派生したものだが、手入れされたものと違って、その葉は緑が濃くて小さく、細い。幹は堅くてとげが多く、一般に低木であるが、大きく成長して役に立たない小さな実をつけることもある。
そのような野生のオリーブの木の幹を切ってそこに栽培されたオリーブの木の枝を接木(つぎき)し丁寧に刈り込んで育てると、7年くらいで実をつけ始める。
しかし、たくさんの実をつけるようになるには、15年近くかかる。】
*     *     *

この歴史とは何のかかわりも無いような記述がルネサンスの歴史とオーバーラップしていくのを感じた。
「そのような野生のオリーブの木の幹を切って」、この文章を歴史に当てはめるとすれば、最もふさわしい事件は戦争に違いない。
ところで、ルネサンス初期に引き起こされた大きな戦争は英仏百年戦争しかない。では、英仏百年戦争を起点として考えてみよう。そこから70年ほど経過した頃(一四世紀のおわりか、たかだか一五世紀はじめまでのころ)に歴史の一大転機が訪れる。
以下はその当時読んでいた河出書房「世界の歴史 12ルネサンス 昭和48年8月30日 5版発行  P・111」 会田雄次著より
【社会に新興の精神があふれている時代はよい。それがいわゆる商人の英雄時代とよばれるものだ。ルネサンスでは、それはすでにふれたように一四世紀のおわりか、たかだか一五世紀はじめまでのころのことで、あとでは商人よりも政治家、利子生活者を望む傾向が強まってくる。それが、洗練された文化に高まるルネサンスの第2段階である。一六世紀には衰えが目立ってくる。だから一六世紀前半のいわゆる盛期ルネサンスは、ルネサンスの完成であるとともに、栄華の残照だといえよう。総じてルネサンス文化が短命なのは、商業が優越しすぎた理由によるのであろう。】
*     *     *

会田雄次氏はさすがに立派な歴史学者で、その見る目は確かであり、わたしの論考の裏付けとして重要視している考えである。と言うよりも筆者の考えに会田雄次氏の考えがほぼピッタリと符合しているのである。「ルネサンスより未来へ 第一部 ヨーロッパ発展の時代第2段階」で紹介しているように、筆者の考えの正しさを裏付けるその他の資料も多くある。いずれにせよ、英仏百年戦争開始から70年ほど経過した15世紀初頭の頃からルネサンスの第2段階(転換期、中期、新段階)に入っていく。
さらに、英仏百年戦争開始から150年ほど経過した頃からヨーロッパ大発展の時代(ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどが活躍し、大航海時代が始まり、後世に多大の影響を与えた宗教改革などが引き起こされた時代)が訪れる。ヨーロッパだけではなく全地球的に多大な影響を与えたヨーロッパ大発展の時代が訪れたのである。

ここで大きな類似点があるのに気付く
オリーブの木の幹を切って、  7年  15年
英仏百年戦争開始から     70年 150年

7年、70年で転換期。15年、150年で大転換期を迎えることになる。7年、70年の転換期からは第2段階、中期、あるいは転換期、新段階、15年、150年の大転換期からは盛期、完成期、飛躍期などの呼称が考えられる。
これが解かれば、次に何ら迷うことなくアメリカ独立戦争が思い浮かんだ。善くも悪しくも第二次世界大戦以降に世界のリーダーとしての役割を担ってきた。そこで、アメリカ独立戦争を起点としてみた。
「そのような野生のオリーブの木の幹を切って」、の表現に最もふさわしい戦いはアメリカ独立戦争でしかない。ヨーロッパ諸国が君主制から抜け出せなかった時に全く新しい体制を打ち立てる基点となった戦いである。フランス革命などが後に続くことになる。
アメリカ独立戦争から70年ほど経過した頃に確かに歴史の転機、第2段階(転換期、中期、新段階)が訪れる。この頃、アメリカは太平洋まで急激な領土拡大を成し遂げ、次に南北戦争へと推移して行く。さらに、独立戦争開始から150年ほど経過した頃に第一次、第二次世界大戦が勃発し、それを契機にヨーロッパ諸国は没落し、アメリカ合衆国が超大国としての地位を築き上げる。アメリカだけではなく全地球的に多大な影響を与えたアメリカ大発展の時代が訪れたのである。
オリーブの木の幹を切って、  7年  15年
英仏百年戦争開始から     70年 150年
アメリカ独立戦争開始から   70年 150年

次にヨーロッパ諸国を巻き込んだ大きな戦争、三十年戦争を起点とすると
オリーブの木の幹を切って、  7年  15年
英仏百年戦争開始から     70年 150年
アメリカ独立戦争開始から   70年 150年
三十年戦争開始から      70年 150年

の構図が浮かび上がってきた。
その三十年戦争開始から70年ほど経過した頃は、イギリスが世界の覇権国として踊り出て行く時期、第2段階(転換期、中期、新段階)にあたっている。三十年戦争開始から150年ほど経過した頃に七年戦争が終結し、産業革命が始まる。イギリスだけではなく全地球的に多大な影響を与えたイギリス大発展の時代が訪れたのである。
次に起点とするのは、言うまでもなく、世界中を巻きこんだ空前の大戦争、第一次、第二次世界大戦にある。第一次世界大戦開始から70年ほど経過した頃に歴史の一大転機、第2段階(転換期、中期、新段階)が訪れる。東西冷戦が終結し、新たなる混乱の時代へ入って行ったのだ。第二次世界大戦以降の世界秩序が大きく崩れ去ったのである。長期にわたる米ソ冷戦体制の終結は新次元への歴史的移行であった。そして9.11アメリカ同時多発テロへと推移して行く。

オリーブの木の幹を切って、   7年  15年
英仏百年戦争開始から      70年 150年
アメリカ独立戦争開始から    70年 150年
三十年戦争開始から       70年 150年
第一次世界大戦開始から     70年 150年

これを年代順に並べると
オリーブの木の幹を切って、   7年  15年
英仏百年戦争開始から      70年 150年
三十年戦争開始から       70年 150年
アメリカ独立戦争開始から    70年 150年
第一次世界大戦開始から     70年 150年
となる。
以上の歴史的現象を説明したのが、「ルネサンスより未来へ 第一部」である。
筆者はルネサンス以降の歴史には「常識的には有り得ない類似性、相似性」が確かにあると考えている。
2011年03月13日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

あまりの被害の大きさに茫然自失。これで日本の繁栄も終わったかと思うほどである。今はもう何も言う気力も出てこない。

私など、余りにも無力すぎる。自分の無力さに絶望感を覚える。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011年03月13日 08時45分34秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.