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Nishi-Y

Nishi-Y

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2006.09.16
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カテゴリ:カテゴリ未分類
深江 真一が久々に日本に一時帰国した。
というニュースは一本の電話によって知ることになった。
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その電話とは雑誌社からで深江 真一との合同取材の依頼の件であった。

かれこれ、最後に彼と会ったのはいつだったのか考えてみると2004年のBasserAllStar戦で彼が優勝してその夜に一緒に食事したのが最後であった様な気がする。

それ以後に実際会っていたのかもしれないが、ゆっくり話しをしたのは2004年の試合後の夜の記憶しかないのだ。

約2年近い短い時間の中での彼のアメリカでの実績は、雑誌などを通して知っているが素晴らしいもので誇りに思っていた。そんな文字、写真の情報だけがどんどんと自分の頭の中に蓄積されて、知らない間に以前の“フカシン”から“Shinichi Fukae”にシフトされていた。

一体、彼はどのように変わっているのだろうか?釣りも含めてすごく興味があり、取材当日が楽しみであった。

当日の朝、彼はオレより先に到着していてタックル準備に取り掛かっていた。

そこには、特別な重い空気もなく昔の“フカシン”の姿があり、お互いの近況などの話をすすめながら取材スタートの時を待つこととなった。

取材の内容はここでは書くことは出来ないけれど、かなり充実した作品?になったと思うし終了後、お互いの口から純粋に“今日は楽しかった。”と自然に声が出たし、とにかく詳細は今月末発売のBasserで是非チェックしてみて下さい。

取材終了後は、お食事会である。

このブロ?グ用にQ&A方式で普段雑誌とかでは扱われない様なコアな話を紹介しようかと思っていたけれども、オレが思っていたような“Shinichi Fukae”像みたいな全米トッププロみたいな空気がなく(失礼。でも悪い意味じゃないよ。)かなりリラックスムードの“フカシン”とオレだったので昔話やあまり触れられない様な話で盛り上がってしまいQ&Aは自然と消滅してしまいました。

全米のトッププロ達が凌ぎを削り会う最前線の試合に出場して実際に結果を出している彼が口にする言葉は、オレにとってどれも物凄く刺激的だった。

プラクティスを通しての試合の話、ルアーの話、苦労話などいろいろな話題があったけど、中でも印象的だったのは、アメリカでのバスフィッシングの長い歴史と文化の定着であった。

日本にも来日経験のある、ギド・ヒブドン家はなんと4世代を通してのバス愛好家であるという。

ギドのお父さんは、孫のディオン・ヒブドンにバスフィッシングを教え、そして今ギドがディオンの息子にバスフィッシングを教えているという。

この日本において、おじいさんが孫にバスを釣らしている図などまだまだ多くないと思うし、そう考えると歴史の違いを実感させられたし、次世代に継いで行ける様々な環境を残していかなければならないと思いました。

そして、もう1つは彼が度々に口にしたトッププロとの間にある高い壁の話である。

壁の高さがあることはオレも理解ができるがその壁がどんなに高いものなのかは実際、深江にしか判らないものである。

今まさにそんなハードルに差し掛かっている彼は、とにかく経験を積むこと、フィールドに出来る限り出ることが重要であると言った。オレには想像もつかない位の努力をしているのだろうと思う。

今回の一時帰国は、少しゆっくり出来る時間があるらしい。

きっと、体もぼろぼろで疲れが溜まりきっているのだろうと思う。

リラックスして休暇を取り、是非とも高い壁を乗り越えてほしい。

その時こそ、天狗の様に鼻を高々とあげた“Shinichi Fukae”を見ることになるのであろう。
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Last updated  2006.09.23 23:17:14



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