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初日の雷魚といい、2日目のB.Bといい遠征に来ているはずなのに何故か釣りをしている時間が少ないように感じていた。
1日を通しての陽の短さが原因のようで夕方も5時には暗くなってしまい、夏の時の様に夜の8時位まで釣りをしていた前回のペースを身体が覚えているみたいで、これに移動時間などを加えると実際の釣りの時間は減ってしまい、結果を強く求めればそれだけ焦りが出てきてしまい時間が経つのもやたら早く感じてしまうのである。 遊びなんだからもっと余裕をもって楽しみたいのだが、今回の雷魚に限ってみれば初日から完全に雷魚にペースを取られてオレもジョージも振り回された感じがあって、明日のB.Bより今日の雷魚をなんとかヤッツケたい気持ちで頭の中がモヤモヤしていたのだった。 ということで、3日&4日目は秋雷魚リベンジになったわけである。 秋の九州遠征 初日編でも書いたけど今回の雷魚は活性がいいのだか、食い気がないのだかといったことが全く理解出来ないままなのである。 特に反応しているにもかかわらずバイトまでに至らなかったり、着水と同時や期待していない時にいきなりバイトが入ってこれまたフッキングまでに至らずに終わってしまうといった感じなのである。 3日目、オレとジョージは朝からいきなり冒険をすることにした。 実績のある場所で手堅くといきたいところだけど、今回のフィールドの状況を朝のうちに色々確認して気温が上がる時間帯に一気に勝負する作戦を取ったのであった。 とにかくいい時間帯には移動時間に当てないように朝のうちに良さそうな場所の目星を付けて廻っておくといった要領である。 もちろん、良さそうな場所はとりあえず見るだけみたいなクールな2人ではないので釣りもするのだけれども、全くの無反応である。 今日は昨日に比べて風も無く、気温も暖かくなりそうでかなり期待出来そうなのだけれども・・・・。 そんな移動を繰り返していると時計も10時近くになってきたので、もっとも期待できそうなポイントへ移動することにする。 ポイント到着後からいきなり2人でバイトラッシュになるが、初日同様フッキングさせることが出来ないでいる。 更にポイントを移動して釣り始めてみるとここも同様の反応があり初日を思い出し、とにかく反応があっても我慢してフロッグを動かし続けてみると本日の1尾目をキャッチ成功。 全長は80cm近く、エサも十分に捕食しているようでコンディションはすこぶるいい感じである。 これは水面近くにエサとなるカエルなどがメッキリ減って、もしかしたら水面下で小魚などをフィーディングしているのではないかと思わせる魚体である。 その後も相変わらず、反応たくさん・バイト少々・フロッグ喰わないが続くのだが、なぜか決まって濃いヒシ藻のカバーからの反応が多くこれがフロッグを見失ったり、フッキングといった最終段階へと導いてくれない原因なのかもしれない。 そこで、ポイントを浮き藻主体のエリアに変えてみる。 一面浮き藻主体のエリアでは岸辺や時にはシェードの境などが口を使わせることの出来る場所となるので注意して釣りをしてみる。 ヒシ藻カバーに比べてライトカバーなのでこういった状況では雷魚にしっかりとフロッグの存在をアピール出来るし、フッキングを邪魔する障害物もないので反応さえあればキャッチ率は上がると考えたわけである。 しかし、浮き藻だけのライトカバーからは反応がない。 きっと水温が下がるのが早いのかもしれない。 次のポイントは浮き藻+ヒシ藻パッチがしっかり入った場所を選んでみる。 すると、すぐに反応があり例のごとく我慢して巻き続けてキャッチ成功である。 今度の雷魚もコンディションがよく、80cmアップである。 ジョージは数回フッキングさせるが喰いが浅く途中でバラしてしまっていて今日も苦戦の様子である。 しかし、先程のオレの魚を最後に夕方までしっかり釣り続けたけれども、お互いその後ノーフィッシュでこの日が終わってしまった。 ジョージと一緒に釣りが出来るのは今日までだったので、ハッピーエンドで終了出来なかったのは残念だったけれど、実際1日半秋の雷魚釣りをして感じたことは釣れる魚はでかくていいけれど、雷魚のフロッグゲームでしかもヘビーカバーゲームを前提にするとちょっと無理やり釣るといった感じが強いようでストレスの方が大きくなってしまうのかもしれない。 なんていう、結論を勝手に2人で出して納得しあって、今回のジョージとの釣行を終わらせたのである。 3日間、サンキューでした。 ところで、とってもブルーな事はオレは明日もこの雷魚をする予定になっているのである。 遠征だけに・・・・。 普通ならとっくに切り上げて帰るところだが、飛行機の変更が出来ずに明日の夕方までたっぷり時間を残しているのである。 ホテルに帰って、天気予報を見てみると明日は九州地方に“木枯らし1号”の予報が出ている。 さらにブルーになりそうだが、オレも雷魚の生態をそう深くは理解していない。 もしかしたら、冬前の荒食いなんていうのもありなのかもしれない。 プラス思考に考えないと明日をやりきれないのである。 “ジョージ明日入れ食いだったらゴメンネ”あくまでもプラス思考で明日を迎えるオレだったのだ。 遠征4日目。 ここまで来ると疲れも溜まり、しかも今日は一人の釣行なので寂しさも増す。 頑張って8時にチェックアウトして外へ出てみるとすっかり冷え込んでいる。 しかし、テンション低くして望んでもしょうがないし、まだ“木枯らし1号”も吹いていない様子なので、ここぞというポイントで朝からいきなり勝負を賭けてみる。 前日よりも水位が下がっていたので、ポイントに近づかないでロングディスタンスでキャストを決める。 3回フロッグの頭を振らして、そのまま2m位ヒシ藻のカバー上を走らせるとモッコリとカバーが揺れてオレのフロッグに雷魚がついた。 朝のボケボケモードのオレだったので、すっかり巻き続けることなど忘れてフロッグを止めて時より食わせの誘いをかけるとド派手なバイトと共にロッドでバイトを感じている。 ヒシ藻の団子と一緒になって上がってきたのは“うなぎイヌ”みたいに可愛いやせ細った雷魚だったが、いわゆる通常のいつもの釣り方で釣れたのでうれしい1尾であった。 その後、調子に乗れそうな気配だったのだが10時頃から“木枯らし1号”と思われる冷たい強風が吹き始め、いつもの静かなウイードベッドも風にあおられて水面上をドンぶらドンぶらでアタリも解らないし、撃つ手も無くなってしまったのでした。 ここに“雷魚釣りの限界”を身体で学習することとなり納竿を決意したのでした。 秋の雷魚釣りは日を選べばいい時もあるかもしれないけれど、フロッグのヘビーカバーゲームに関して言うと、オレ的には“ない”というのが結論である。 やはり、カバーが生え揃い水面や水際に生命感が溢れ出す5月末から9月いっぱいが気分的にもいい感じでやっぱり、雷魚釣りは太陽の下で汗だくになりながらやりたいな。 というのが感想である。 その後は、時間もたくさん余ってしまったので来年に繋ぐ為にドライブしながら新たなエリアチェックをしながら、どちらかというと飛行機の飛ぶ時間を待つ?みたいな感じになってしまったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.29 03:37:15
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