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婚活ブログ ニッポンの婚活ビジネス(元)最前線

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2011年01月11日
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先日のエントリで、「結婚は、男性にとっては『イベント』、女性にとっては『生まれ変わり』」をご紹介した。
(『婚活』現象の社会学(東洋経済)より)。

この話には続きがある。

女性が「生まれ変わり」を目指すと、人生の一発逆転をかけて、いろんなものを結婚に求める。「恋愛感情」もほしいし、結婚後の「経済生活」に求める基準も相対的に高くなる。いまの日本の女性の結婚は、「恋愛感情」と「経済生活」を同時に満たそうとしている。

特に「経済生活」の難易度が高くなってる。若年男性の収入が低下してきて、世の中の安定が損なわれる。「まあ何とかなるさ」という楽観が持てなくなり、「好きであれば誰と結婚しても何とかなる」とはいかなくなった。

海外との対比で見ているのがおもしろい。

たとえば欧米。
女性の経済力が高まっているので、男性に経済的に依存する必要性が薄れる。したがって、「経済生活」は軽めにして、「恋愛感情」を重視すればいい。事実婚なんかもこの流れに乗ってるのかも。

アメックスで働いていたとき。
ある機会でいっしょになったアジア太平洋地域の代表をしている女性エグゼクティブ(多国籍企業の常務クラスに該当するだろうか)。
彼女の旦那さんは、無職。でも、ユーモア溢れる素晴らしいエンターテイナーで、夜のディナーでは彼の周りには笑いが絶えない。バリキャリである奥さんを、見事にサポートして盛り立てていた。見ていても、ラブラブ。

一方で現代の中国。恋愛は学生時代で終わる。社会人になるときに原則別れるのだそうだ。
そのかわり、女性は結婚相手にとことん経済力を求める。金や家を用意できない男性は結婚の土俵にも上れない。「恋愛感情」は二の次として、「経済生活」を選択するという潔さ

戦略とは、何かを『捨てる』こと」とも言う。
結婚に何を求めるのがいちばん現実解かのか、一度じっくり考えてみるのも手だと思います。

もちろん、とことん両方を求め続けるというのも選択肢。その場合に捨てる(あるいはリスクにさらす)ことになるのは、「可能性」と「時間」かもしれない。

ではまた。





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Last updated  2011年01月11日 11時59分52秒
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anishi01

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著書 「普通のダンナがなぜ見つからない?」(文藝春秋)

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