こころソムリエのワインな日常

今日はお役所の立ち入り検査があった。
各部門で対応する担当者が決まっているのだが、
担当者の一覧表を見てみると、なんと自分の名前が無いことに気づく。
事務方も、気にしなかったのであろうが、
こういうのに普段考えていることは反映さえるものだ。
普通であれば、なんでオレの名前が無いんだと怒る人もいるかもしれないが、
私としては、かえって気が楽になり、
その紙を見た途端にちょっとホッとしてしまった。
形としては、私が全体を統括する立場であるが、
逆に言えば、私が何もしなくても全体がちゃんと動かなければいけない。
究極は、自分は空気のような存在で良いと思っている。
少なくとも、皆の邪魔をしないこと、
そして邪魔するものを排除する手伝いをすることなどは一生懸命やるが、
皆の仕事を横取りする気はないので、
あとはそれぞれの担当にお任せするだけだ。
どうせ大きな問題があれば、自分は責任を取らなければならないわけだし。
達観しているように書いているが、これは事実だからしょうがない。
リーダーシップのあり方は、
組織の性質によって大きく異なるが、
現在の職場では、今のような感じは悪くはないと思っている。