アツシくんとアンナさん（仮）

パーティの次の日、おぎさんと逢うのがなんとなくいやでした。


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（店長たちとの２次会の話はまた今度。）

アンナさん、２次会でいろいろありすぎて、筋肉痛がすごかった。

コジマくんからは、「死相が出てる」と言われるくらいでした。


はぁ・・・、全身が痛い。。


そんなしてたら、店に電話が。

コジ：「（笑）あ、少々お待ち下さい。」

何、笑っとんねん。


コジ：「アンナさん。おぎさんですよ・・クスクス。」

アン：「何、笑っとんねん。カッ。」

コジ：「おぎさん、怒っておいたほうがいいですって。
『ほら、ほら・・えっと・・・ほら、あのボイン』って言ってましたよ。」


カチン。

名前、忘れたんかいな！！！


アン：「はい・・・。」

おぎ：「あ、俺。」

アン：「仕事中なんですけど。」

おぎ：「俺、今日休みだよ。」

アン：「ワタシ、仕事です。・・・・で？
てか、ワタシ、ボインだけどボインって名前じゃないですから。」


おぎ：「昨日、ベッド欲しいって言ってたでしょ？いいとこ教えてあげるから。」


そぉ、ワタシ、ベッドが欲しいのです。

買うならいいものが欲しいので、予算は１０万くらいで。


おぎさんは、１級建築士でもあり、風水の資格も持ってる不思議おっさんなので、
うちの百貨店では、
家具を買うときは、おぎに聞け！といわれてるくらいの人なのです。

ちなみに、黄色の財布使ってます（笑）

ぼさっとした風貌からは全然想像がつかないくらいスゴイ人なのです。


アン：「あ、はい！えっと、今日は、６時に終わります。」



コジ：「・・・・会社の電話でデートの約束しないでくださーい。」

アン：「あ。うん。だって、ワタシ、携帯を携帯しない女でしょ。
ちなみに、今日も家に忘れたよ。

おぎさんにも番号教えてないし。」

コジ：「すごいですよね。８０年代の人ですよね、アンナさん・・・。」

アン：「だって、必要？？ワタシは、携帯なんてめざまし時計だよ。

電話機能付きのめざまし時計！

だから、いつもベッドサイドに忘れる。」


コジマくんにドンビキされたけど、

おぎさんと家具を見に行く約束したので満足なアンナさんでした。


つづく。


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