新しい治療に入るために練習。

絶対に誰も来ない、邪魔されない、
私だけの安心出来る場所をイメージ。
空間、風、日差し、匂い、温度なんかまでイメージのなかで整えて、
心地よい空間を作り上げていく。
だんだん心地よい空間が出来ていく。
『光の海』と名付けた。
目を左右に動かして、そのイメージの中に入り込む。

「どんな気持ち？」と問われて、私。

「すごく居心地がよくて、安心するけど、
もう帰らなくちゃ。
家族のご飯の支度しなくちゃ。」
先生、
「うーん困ったわね。
ではこうしましょう。
浦島太郎の竜宮城と同じで、
ここに何時間いても、
帰ると30秒ぐらいしか時間がすぎていないのよ。
誰もあなたがいなかったことに気付かないくらい。」


ちょっとだけイヤなことを思い描いてみて。
・・・と言われ、嫌なことが思い浮かばない私。
幸せ者じゃん(笑)

「ちょっとだけ嫌いな人なんか思いつかない？」と言われて・・・
ごめん。
私が思い浮べたのは・・・

ごはんだよ～と言ってるのに、
いつまでもギターを弾いて、
なかなかテーブルにつかない夫。
テーブルについても、
運んだお箸をみんなの席に配ることもせず、
自分の箸だけとって、
並んだおかずをつまんで待ってる夫でした。(笑)

あぁ、腹が立つ・・・と思ったら、
さっきの竜宮城『光の海』に逃げ込む練習でした。

次回からその療法をやるから、
小さい頃の嫌な思い出、
今の自分に影響を与えていると思われる負の出来事を
いくつか思い出してきてね
っていうのが今回の宿題でした。